それから・・・
カテゴリタグ:
essay/satomi
それから「介護が必要になったら、公的な施設でお世話になりたいと願っています」・・・。
こう願う女性は非常に多いと思います。
(義)親に気をつかってきた。
嫁をしてきた。
その介護はつらかった。
同じ思いを娘に嫁にさせたくはない。
娘や嫁の世話にはなりたくない。
また、娘や嫁の負担になりたくない。
もしくは、娘や嫁に気をつかうのが嫌だから。
そして、娘夫婦や息子夫婦とはそれぞれ独立しているのだから・・・。
子ども世代に自分の(夫とともに)自分たちの介護の負担を負わせることに、とても遠慮をし、躊躇をし、嫌がる方は多いようです。
その気持ちはその世代の方よりは若干若い、まだ少し介護には早い私でも、同じように感じる気持ちです。
頼るべき家族はいるけれど、社会が担った方がいいことは、たくさんあるのではないでしょうか。
いままで、理由はさまざまですが、なかなか独立、自立できない若者や、障害者、介護を必要とする高齢者などを支えてきたのは家族です。
なんとか社会のサイクルがまわって、やってこられたのは、家族の無理があってこそ。
家族依存・・・。
企業や施設、制度や法律などの社会的な資源によりかかることは、少なく、社会は家族に依存をしてきたのだと思います。子どもを頼らない、親を頼らない、家族に過剰な依存をし過ぎない。特定の誰かだけに大きな負担がかからない。いいことではないでしょうか。若い世代の問題や介護、福祉などをもっともっと社会に依存するものに意識も形も変わっていったらいいのに、と願います。「介護」は「愛情」ではありません。「愛情」ゆえ「介護」をして、うまくいかなかったケースはたくさんあります。かえって危険だったり、共倒れになったり、なにより「される側」の気持ちの負担になったり・・・。「冷たい」のではありません。「愛情」はもっと違う方法でも伝えられるのではないかと思います。家族のことはもっともっと社会化されてもいいのではないかと思っています。「夫婦別姓」「呼び名」「家族の関係」。少し気づくだけで、たくさんのことを考えます。「淋しい」ことではありません。自分のこれから、ちゃんと考えたい、そのスタートに早すぎるということはない、そう思います。
こう願う女性は非常に多いと思います。
(義)親に気をつかってきた。
嫁をしてきた。
その介護はつらかった。
同じ思いを娘に嫁にさせたくはない。
娘や嫁の世話にはなりたくない。
また、娘や嫁の負担になりたくない。
もしくは、娘や嫁に気をつかうのが嫌だから。
そして、娘夫婦や息子夫婦とはそれぞれ独立しているのだから・・・。
子ども世代に自分の(夫とともに)自分たちの介護の負担を負わせることに、とても遠慮をし、躊躇をし、嫌がる方は多いようです。
その気持ちはその世代の方よりは若干若い、まだ少し介護には早い私でも、同じように感じる気持ちです。
頼るべき家族はいるけれど、社会が担った方がいいことは、たくさんあるのではないでしょうか。
いままで、理由はさまざまですが、なかなか独立、自立できない若者や、障害者、介護を必要とする高齢者などを支えてきたのは家族です。
なんとか社会のサイクルがまわって、やってこられたのは、家族の無理があってこそ。
家族依存・・・。
企業や施設、制度や法律などの社会的な資源によりかかることは、少なく、社会は家族に依存をしてきたのだと思います。子どもを頼らない、親を頼らない、家族に過剰な依存をし過ぎない。特定の誰かだけに大きな負担がかからない。いいことではないでしょうか。若い世代の問題や介護、福祉などをもっともっと社会に依存するものに意識も形も変わっていったらいいのに、と願います。「介護」は「愛情」ではありません。「愛情」ゆえ「介護」をして、うまくいかなかったケースはたくさんあります。かえって危険だったり、共倒れになったり、なにより「される側」の気持ちの負担になったり・・・。「冷たい」のではありません。「愛情」はもっと違う方法でも伝えられるのではないかと思います。家族のことはもっともっと社会化されてもいいのではないかと思っています。「夫婦別姓」「呼び名」「家族の関係」。少し気づくだけで、たくさんのことを考えます。「淋しい」ことではありません。自分のこれから、ちゃんと考えたい、そのスタートに早すぎるということはない、そう思います。