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離婚相談のリコナビ編集部によるブログ
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家族の関係・家族の役割

子ども達の新学期が始まり、1週間。近所でも多くの1年生を見かけます。
ランドセルに負けそうな小さな1年生から、ブレザーにチェックの短いフレアースカートを揺らして歩く高校1年生の女の子達まで・・・。
季節の変わり目以上に、季節を感じます。

新しい人って、いいですね。

その中で、小さなお孫さんとおじいちゃんかおばあちゃんという2人連れをよく見かけるように思います。
安全対策としてか、小学校では保護者の付き添いの登下校が行われているようですが、その場面で、また幼稚園や保育園、学童保育の行き帰りや塾の送り迎え、スイミングスクールの付き添いなど、孫と祖父母という感じでしょうか。

親が仕事など何らかの事情で祖父母が育児の一端を担う、といことが増えているそうです。
少し前NHKの「クローズアップ現代」でもとりあげられていました。

祖父母、子ども夫婦、孫、その関係を興味深く思っています。


先日の朝日新聞では最近では親世代が子どもや孫世代と「同居」より「別居」を望む割合が増えたという記事もありました。
祖父母世代が孫の育児をする、それは正直「大変だろうな」と思います。1ヶ月に1回程度や、1週間に1回程度、孫とは1時間程度、といった祖父母世代の子ども夫婦との行き来の程度に関する望みも充分に理解できるように思います。祖父母世代の育児は、体力的にももちろん、経済的にも、生活の変化などでも、かなりの無理と頑張りがあるのではないかと感じています。それ以上に価値観の違いや血がつながっているがゆえの無神経や無配慮、無遠慮などがもたらす関係のこじれは大きな問題のようです。かといって、子ども夫婦助けてくれる社会的資源は非常に頼りないもの、望みにかなわないものばかりで、頼れるのは自分の親世代だけ、というのも現実です。助け合うのが家族だと、そう理解することはできるものの、本当に難しいことだと思います。新学期にふと、親、子ども、母親、父親、孫、夫、妻、祖父、祖母など、それぞれの立場をいくつかもつ人間の集まり・・・家族の関係・家族の役割を考えてしまいました。

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取り戻せない

「DV防止法」の改正案がだされたということですが・・・。

「リコナビ」の法律相談の中にも数多くありますが、DVの被害は非常に深刻です。
その暴力は、その時だけの恐怖にとどまらず、その後フラッシュバックなど、心身ともに後遺症がのこり、何年も何十年も苦しむことになります。被害者がその恐怖に打ち勝ち、勇気をふりしぼり、自分をふるいたたせ再出発をはかろうとしても、簡単にはできない、大変なことです。

もとの自分を簡単には取り戻せないのです。

暴力は殴る蹴るなどの身体的なものだけにとどまりません。
被害者の自己評価を徹底的にうちのめす、言葉による暴力。
避妊に協力をしない、SEXを強要する、自分の性嗜好の対象にするなどの性的暴力。
生活費を渡さない、生活費をことこまかに監視する、ギャンブルや生活費にまで手をだすなど経済的暴力。
徹底的に監視をし、買い物、友達と会う、実家との連絡など自由な行動を制約する社会的な暴力。
etc・・・。

被害者の多くは「父親のいない子どもは可哀想」「転校や引越しなど、子どもに悪影響をもたらす」「収入がなくなり、生活ができない」「世間体が悪い」「実家や友人に迷惑をかける」などの理由でその暴力に耐え続けています。

また、長い間のひどい暴力に心身ともに傷つき、慢性的な倦怠感や無気力感、あきらめや、うつ状態におちいって、自分で考え、行動を起こすこともできない状態であることも少なくありません。

そして「DV」という言葉が広く社会に認知されつつあるにもかかわらず、まだまだ「いたらない女性」といった女性側を責める、男性を擁護する根強い社会的偏見もあり、容易にまわりに助けを求めることができない現実があります。

そして、まだまだ誰しもどこか人ごとであり、自身の身に起こること、娘や友人に起こること、といった切迫するような恐怖心や危機感はあまりありません。

DVは加害者の更生が非常に難しいとされています。悪いのは暴力をふるう加害者です。でも、悔しいですが、今はまだ、被害者を守ることが最優先です。ただ、実際にその被害者を自分が守る、ということは難しいことであるかもしれません。でも、その被害者に偏見をもたないこと、被害者を責めないこと、それなら誰もができることだと思います。悪いのは暴力をふるう加害者です。「相手が怒るようなこと」「相手が気に入らないこと」をした被害者ではありません。「DV法」「ストーカー規制法」などTVや新聞、雑誌などで取り上げられることも多くなっています。自分のこととして、自分ならと考えて実感をもって、考えてみることが必要だと思っています。

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急いで欲しい

「DV防止法」の改正案が自民党、公明党の与党プロジェクトチーム(南野知恵子座長)によってまめられました。

調査によると、DVの被害者の9割が身体的に被害を受け、精神的に不調をきたしています(当然のことです!)。
離れて暮らし始めてからも、その不調は回復することはなく、電話やメール、実家などに押しかけるなどの追跡(暴力です)に悩んでいるのが現実です。



改正案の内容は、

保護命令の対象者となる配偶者からの暴力に、生命・身体に対する脅迫行為を加えて、将来的に身体的暴力によって、生命・身体への危害が起こりうるおそれが大きいと認められようなときにも保護命令を出せるようにする、ということが柱にして、


身体的な暴力だけではなく、言葉での脅迫行為でも保護命令をだせるようにする。
接近禁止命令が出ている場合には、面会を求める電話やメールといったものも禁じる。

などで、議員立法として国会への提出することをめざすということです。

なにもないよりはマシにしろ「議員立法として国会への提出することをめざす」などと悠長なことなど言ってもらっていたのでは困ります。
その間にも被害者には刻々と危険が迫っているのです。

急いで欲しい・・・願います。

その他にも被害者本人だけではなく、被害者の親族や関係者の一部にも保護対策を拡大する、といったものも含まれ、それによって被害者をかばったゆえに加害者から多大な危険や被害を被るといった事件をなんとか未然に防ぐことができるようにならなくては、と思います。
DV法はさまざまなケースを想定して、とにかく、あり得ないと思うことまでシュミレートして欲しいと願います。命がかかっています。

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「Nスペ」ご覧になりましたか?

松田聖子さんをとりあげた昨日の「Nスペ」、ご覧になりましたか?
27年、しかも本当にいろいろあった27年をほんの50分程度に凝縮するには、あまりにも無理があって、彼女自身に迫りきれていない、というのか、未消化、というのか、やはり「素顔に迫る」といったところまでは感じられない、表面だけというのが、正直な私の感想でした。

ごらんになった、皆さんはいかがでしたか?

「バッシングの向かい風を身体の正面で受けながら、けっしてあきらめない」といったようなナレーションがありましたが、ある時期、まさに彼女の生き方はそうだったのかもしれません。賛否両論分かれた、もしくはたたきつづけるマスコミ論争。

「それほどまでに頑張ることができたのは?」の大石静さんの質問に「それだけ好きなものがあったから」と答えていた聖子さん。
「歌うことは生きること」と話してもいました。

それほどの意志の強さは男女を問うものではなく、それをもてた、もつ人間は、やはり「強い」・・・そう強く感じました。



「強く」・・・ときに自分を責める辛い言葉です。
「弱い」自分はとても「強く」など生きられない・・・誰しもが思うことだと思います。

でも、私はこの「強く」という言葉が好きです。カウンセリングや女性の問題の中では、相手を責めるようであまり口にできない言葉であることは確かです。悩み、落ち込み、辛いその人に向かって「強くなれ」というのは、あまりに酷なことなのかもしれません。それでも、私は「強く」という言葉が好きです。目の前にいるその人に伝えたい言葉です。カウンセリングを学ぶ中で、ある方が「辛くても、しんどくても、明日も生きていかなければならないじゃない。明日も生きていって欲しいのよ」と言っていたことが私の女性問題の原点です。なんでもいい・・・とにかく生きて欲しい。「強く」なって、生きて欲しい。今は「弱く」ても、明日は「強く」なって、向かい風を受けても、前を向いて歩いて欲しい・・・そのためにたくさんの女性と関わっていきたい、そう思っています。自分の好きなものを大切にして、自分ができることを大切にして、自分の身体を大切にして、自分の気持ちを大切にして・・・「強く」生きていきたい。「Nスペ」に登場していた女性たち、どの女性もとても素敵でした。悩み、迷い、弱くても、なんでもいい・・・とくかく今、生きている彼女たちに「強さ」を感じました。どんな女性も「松田聖子」に負けない必死な人生だと思います。これ以上は・・・と思うかもしれないけれど・・・でも「強く」なって欲しい。松田聖子さんでもいい、母親でもいい、小説の中のヒロインでもいい、誰かに励まされて、そしてあなたが誰かを励まして・・・生きていきましょうね。

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私/satomi(24)

思い込みはいけないと、常々思っている私ですが・・・。

当たり前だとか、一般的にとか、普通はとか、~ならとか、そんな風に誰かを、物事を見ないようにしているつもりなのですが・・・。

「三つ子の魂百まで」と言うのでしょうか。
子どもの頃に思い込んだことは、大きくなって「そうではない」と知ってからも、なかなか考え方や見方を変えられるものではないようです。

私の父は非常に字が上手です。
母はかなり癖字ではありましたが、バランスのいい、綺麗な字を書きました。

だから私は人は誰しも、大人になったら、字が上手になるものだと信じて疑いませんでした。

もうひとつ・・・。

父はかなりのお酒好き。で、甘いものが大の苦手。

だから私は男性は誰しも、お酒が強く、甘いものは苦手だと信じて疑いませんでした。
「男性たるもの」そうだと思い込んでいました。


ところがです。
私は大人になってもいっこうに字が上手にならない・・・。
仕事を始めると、縦に読むのか、横に読むのか、まったく読み解けない記号のような字や、幼児のような字にも遭遇。

まったくの下戸やお酒の弱い男性、甘いものに目を細める男性にもたくさん出会いました。

「そうではない」ことに気がついたとき、本当にひどいカルチャーショックでした。

初めてシュークリームをうれしそうに食べる男性を見たときには、おそらく私は、よその星の人を見るような顔をしていたと思います。 
「アイスコーヒーと」と注文をした私に続いてボーイフレンドが「僕、苺パフェ」と言ったとき、私は思わず店員に照れ笑いとしたと思います。

つまり、大人でも字が下手な人はいます。
確かに、男性でも下戸も甘党もいます。
ところが、これがなかなか受け入れられない・・・。今でもホントは甘党の男性は苦手。お酒の飲めない男性はちょっと・・・苦手。スウィーツ大好きと喜ぶ男性はちょっとひいてしまう・・・。自分のもっているイメージを変えられない・・・。で、自分の中の思い込みに「だめだなぁ」って、落ち込みます。ところが、あるNPOを運営し、女性の問題にも取り組んでいる方が「昔はさだまさしが大好きでした」と言って笑ったの見て少し安心をしました。まだまだ自分の中のイメージは変えられます。思い込みは変えられます。たくさんの人に会って、たくさんの本を読んで、たくさんの音楽を聞いて、たくさんの話を聞いて、たくさん考えて、たくさん感じたら・・・。少しずついろいろな「感じ」も受け入れられるようになれる、って信じています。その人がその人なら「まっいいか!」って「感じ」に・・・。

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