離婚の原因(その3)
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essay/satomi
離婚理由の第3位の異性関係(不倫・浮気 等)。
ドラマや映画、小説なかで、どれほどたくさん描かれてきたストーリーがあるでしょうか。でも、現実問題として、実際に自分がその当事者になったとしたなら・・・あなたはどうしますか?
それは夫(妻)の不倫・浮気を知ったとき、でもあり。
自分が不倫・浮気をしたとき、でもあり。
どんな離婚理由よりも理屈ではない解決の容易ではない、感情的なものだと思います。
でも、あえて、この離婚理由を冷静に考えてみると、
日本では、民法上では、浮気・不倫という表現ではなく「不貞行為」と表現されています。
民法770条において「その意思にもとづいて配偶者以外の者と肉体関係をもつ場合をさす」と定義されています。
つまり、裁判上では肉体関係がなかった場合は離婚原因に含まれないということになります。加えて1回限りの「不貞行為」(・・・肉体関係のことですよ)くらいでは「結婚を続けさせた方がよいと考えられるときは、離婚の請求は認めないでもよい」となっていて、実際に1回限りの「不貞行為」(・・・しつこいですが、肉体関係のことですよ)で離婚を認めた判例はないということです。
これも裁判上の解釈の問題のようで、
(間違っても)肉体関係がなければ、浮気・不倫(不貞行為)ではない、とか、(しつこいですが、間違っても)1回限りの浮気・不倫(不貞行為)は許される。というわけではないようです。
つまり、裁判上の離婚原因として認められる「不貞行為」というのは「ある程度の継続性のある肉体関係を伴う男女の関係」と裁判所が捉えていると考えられるようです。
詳しくは「リコナビ」で・・・。
なんだか、だんだん冷静ではなくなってきましたが・・・。
このような問題でいつも思い出すのは、以前にも書きましたが、メリル・ストリープとロバート・デ・ニーロ主演の「恋に落ちで」です。いわゆるW不倫のふたり、でも肉体関係はありません。お互いの家庭を思い、相手を思うあまり、その関係には至りません。ロバート・デ・ニーロ扮する夫の不倫を知った、その妻「その方がよっぽど悪いわ」と夫の頬を平手打ち・・・子どもをおいて、離婚をして家を出て行きます。つまり、夫が不倫や浮気ではなく「本気」であることを知ったのです。「不貞行為」をどう思うのかは、人それぞれです。それを個別に解釈し、それ相応の判断をする、というのも裁判上非常に難しく、ある一定の解釈の基準があるのだとは思います。それでも、「許せない」「裏切り」だと感じた、その気持ちをどうしたらいいのでしょうか。
ドラマや映画、小説なかで、どれほどたくさん描かれてきたストーリーがあるでしょうか。でも、現実問題として、実際に自分がその当事者になったとしたなら・・・あなたはどうしますか?
それは夫(妻)の不倫・浮気を知ったとき、でもあり。
自分が不倫・浮気をしたとき、でもあり。
どんな離婚理由よりも理屈ではない解決の容易ではない、感情的なものだと思います。
でも、あえて、この離婚理由を冷静に考えてみると、
日本では、民法上では、浮気・不倫という表現ではなく「不貞行為」と表現されています。
民法770条において「その意思にもとづいて配偶者以外の者と肉体関係をもつ場合をさす」と定義されています。
つまり、裁判上では肉体関係がなかった場合は離婚原因に含まれないということになります。加えて1回限りの「不貞行為」(・・・肉体関係のことですよ)くらいでは「結婚を続けさせた方がよいと考えられるときは、離婚の請求は認めないでもよい」となっていて、実際に1回限りの「不貞行為」(・・・しつこいですが、肉体関係のことですよ)で離婚を認めた判例はないということです。
これも裁判上の解釈の問題のようで、
(間違っても)肉体関係がなければ、浮気・不倫(不貞行為)ではない、とか、(しつこいですが、間違っても)1回限りの浮気・不倫(不貞行為)は許される。というわけではないようです。
つまり、裁判上の離婚原因として認められる「不貞行為」というのは「ある程度の継続性のある肉体関係を伴う男女の関係」と裁判所が捉えていると考えられるようです。
詳しくは「リコナビ」で・・・。
なんだか、だんだん冷静ではなくなってきましたが・・・。
このような問題でいつも思い出すのは、以前にも書きましたが、メリル・ストリープとロバート・デ・ニーロ主演の「恋に落ちで」です。いわゆるW不倫のふたり、でも肉体関係はありません。お互いの家庭を思い、相手を思うあまり、その関係には至りません。ロバート・デ・ニーロ扮する夫の不倫を知った、その妻「その方がよっぽど悪いわ」と夫の頬を平手打ち・・・子どもをおいて、離婚をして家を出て行きます。つまり、夫が不倫や浮気ではなく「本気」であることを知ったのです。「不貞行為」をどう思うのかは、人それぞれです。それを個別に解釈し、それ相応の判断をする、というのも裁判上非常に難しく、ある一定の解釈の基準があるのだとは思います。それでも、「許せない」「裏切り」だと感じた、その気持ちをどうしたらいいのでしょうか。
