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■育児ノイローゼ |
育児ノイローゼという呼称は病名ではなく、法定離婚原因として認められてもいません。
しかし、俗に言う「育児ノイローゼ」で悩んでいる夫婦は世の中に非常に多く存在します。
この育児ノイローゼの状態は一般的には出産後1年程度の間に起こる精神的に不安定な状態の事を指し、別の呼称ではマタニティーブルー、不安発作、パニック障害、強迫性神経障害、と呼ばれるものと同様の症状を示すようです。
具体的な症状としては、食欲不振、動機、めまい、体重減、イライラするなどの症状があり、原因はストレスやホルモンバランスの崩れと考えられています。
一言で言う育児ノイローゼが法定離婚の原因には認められていませんが、育児の困難さが夫婦生活にマイナスに作用し、離婚するケースが協議離婚や調停離婚には存在しています。
法定でもしばしば争われる育児ノイローゼを原因とした離婚裁判の多くは、婚姻関係を継続しがたい重大な事由の有無や婚姻関係の破綻が争点となります。
また、育児ノイローゼを回復の見込みの無い強度の精神病と認めるケースは無いと思われます。
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■育児ノイローゼと夫婦関係 |
育児ノイローゼという言葉を耳にするのは、残念ながら凄惨な事件をつたえるTVワイドショーからという機会が増えてきたように感じます。
育児ノイローゼから我が子を殺害してしまうという事件は勿論あってはならない最悪の事態ですが、育児ノイローゼという症状に悩まされている多くの母親が、「子供を抱えて線路に飛び込んでしまおうか?」や「我が子を窓から投げてしまいたい」という衝動に駆られた経験があるとの事です。
本サイトとそのスタッフは育児ノイローゼにより起こる昨今の様々な事件防止する目的を持って、例外的にここでいくつかの提案をさせていただきたいと思いますが、提案させていただく方法のそれぞれはその効果を保障するものではございませんので、その点はご了解いただけますよう、お願い申し上げます。
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■育児ノイローゼかな?と思ったら |
我が子の夜泣き等のストレスや、また子供の病気の為に育児ノイローゼになってしまうケースが多いようですが、育児ノイローゼは特に珍しい事でもなく、どんなお母さんも似た経験はしていると認識していただく事が大事だと思います。
「うちの子だけ違う」や、「私だけ違う」というケースもまず無く、皆一緒、もしくは皆それぞれに違うという認識が大事だと言われています。
また、ストレスを溜め込まない環境を作る事も大事だと考えられています。
子供が小さいと、外に連れて歩くという事もなかなか出来ず、その為、親子揃って家に引き篭もってしまうという場合がよくあります。
そんな時、精神的に安定するのは他者とコミュニケーションを取る事だと言われています。
本サイトにも
グチ怒りの掲示板というモノを設けてありますが、そういった場所でコミュニケーションと取ってみたり、怒りをぶちまけてみたりしてみるのもひとつの方法だと思います。
あなたと全く同じではないにしろ、何処かに必ずあなたと似た悩みを持っているお母さんがいます。
また、同時にに経済的な問題や、離婚問題を抱えているおかあさんもいらっしゃるかと思います。
リコナビでは今後特に、子供に係わる問題や教育に関してコンテンツの益々の充実を図って行きたいと考えています。
グチ・怒りの掲示板等で、同じ育児ノイローゼに悩むおかあさんと出会われましたら、悩みを共有し、積極的にコミュニケーションを取っていただきたいと思います。
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■関連語句解説 |
マタニティブルー |
妊娠中〜出産直後に起こるホルモンバランスの変化によって、精神的に不安定な状態に陥る様として、認識されています。 |
パニック障害
パニック・ディスオーダー |
肉体的な症状としては息苦しさ・眩暈・吐き気等で、予期不安等を原因としています。パニック障害の発作に対する恐怖がまたパニック障害を引き起こす事もあり、外出が困難に感じられます。
精神的に危機感をコントロールできる状態にはないので、気のせいなどと安易に考えず、医師に相談してください。 |
あかちゃんの夜泣き |
夜泣きに原因はありませんが、日中の過ごし方が原因になるケースが多いようです。日中の興奮によって、神経が昂ぶっていたりすると、夜泣きするケースがあり、穏やかに過ごす事をオススメしますが、夜泣きが始まってしまってからは、直ぐに収まる事も難しいので、お母さんも一度目を覚まして気分転換する事をオススメします。 |
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