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■性格の不一致 |
離婚理由の一位が「性格の不一致」です。全離婚原因のうち男性の60%以上、女性の40%以上の離婚理由が性格の不一致です。
様々な意味を含む理由であり、便利な理由です。性格の不一致には有責性が存在しませんので、破綻主義的であるともいえます。有責性が存在する離婚の場合、不倫や浮気などの問題が原因として存在していますので、もしかしてその問題さえ乗り越えることができれば離婚にはいたらない可能性も考えられます。
しかし、性格の不一致は言ってしまえば「ウマが合わない」という表現に近いので、どうしようもない、仕方が無いという事になります。ですので、対面上便利です。
ですから多くのカップルが性格の不一致を理由とし、離婚しているという背景もあります。
ただ、性格の不一致という理由でパートナーに一方的に離婚を突きつけても合意されない可能性は充分あります。(協議離婚で処理できない場合)
その場合は調停(家庭裁判所)で話し合いの場を持つ事になりますが、話し合いの中でも「性格の不一致」だけでは解決しませんから、何が異なるのか?どんな点を愛せないのか?また、相手にその点の改善を求める事は出来ないのか?など、きちんと考えなおす必要があるでしょう。
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■離婚理由のベスト5 |
1位 性格の不一致
2位 暴力、DV(ドメスティックバイオレンス)
3位 異性関係(浮気・不倫など)
4位 生活費を渡さない(経済力の無さ・働かない)
5位 精神的虐待
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■関連語句解説 |
嫡出子 |
婚姻関係にある男女の間に生まれた子供 |
非嫡出子 |
婚姻関係にない男女の間に生まれた子供 |
嫡出子の推定 |
妻が婚姻関係中に出産した子供は、婚姻関係にある夫との間にできた子供と推定される事から、生まれてくる子供の父親は夫であると推定される為、夫は自動的に子の父親となる。また、夫婦の離婚後300日以内に生まれた子も同様に婚姻関係にあった夫の子供と推定されます。 |
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