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うちの子、ちょっと違うかな？・・・
子育ての段階において、親がこう感じる事は多々あると言われています。
子供は自分を表現する手段として、様々な方法を駆使しますが、大人がそれら全てを理解するのは困難ですし、発達障害等の先天的な障害も持つ子供がいることも事実です。
親としては医師の診断を受ける前にどこからが病気でどこからが個性なのか？という事を理解したいものです。まずはお母さん、お父さんが慌てず、焦らずお子さんの様子をじっくりと観察してください。
下記のいくつかの例から、子供の心理を勉強してみましょう。

■1歳半を過ぎたが言葉が出ない
■家族以外の人と全く会話をしない
■発音がおかしい、咆音（キツオン：どもり）

これらの症状やサインが見える子には聴力障害・広汎性発達障害等の可能性があります。ですが、単に言葉が遅れているだけであれば時間的な問題でもあります。
気になるな・・と思ったらまずは小児科の先生や児童相談所に相談してください。

■特定のおもちゃでしか遊ばない
■道順や時間などに固執する。
■つねに手放せないモノ（ぬいぐるみやタオルなど）がある。

これらの症状やサインが見える子には広汎性発達障害・強迫障害・統合失調症などの可能性があります。しかし、常に手放せないモノやおもちゃを手から無理やり取り上げる事や目の前で捨てる事はしないでください。遠ざける場合は忘れさせるように目につかないようにしたりという工夫をしてください。
気になる場合は小児科の先生や児童相談所に相談してください。

■座っていられない、待てない
■ぼーっとしている。忘れ物が多い。

これらの症状やサインが見える子にはＡＤ/ＨＤ（注意欠陥・多動性障害）・ＬＤ（学習障害）・広汎性発達障害・精神遅滞などの可能性があります。医師の診察を受ける事も必要ですが、感情的に叱責する事でさらに悪化する可能性もあります。叱らずに精神的に落ち着かせる環境を作ってあげてください。
気になる場合は小児科の先生や児童相談所に相談してください。

■小動物を虐待する。友達に暴力を振るう
■死ね・殺すなどの言葉をよく口にする
■ささいな事で暴れたり喚く。

これらの症状やサインがみられる子供には広汎性発達障害やＡＤ/ＨＤ（注意欠陥・多動性障害）行為障害・境界型人格障害などの可能性があります。このような子には感情的な接し方は禁物です。怒る時だけではなく、日ごろから子供に対する愛情表現を行ってあげてください。
気になる場合は小児科の先生や児童相談所に相談してください。

■まばたき・首を振る・肩をすくめる・自分をたたく等を繰り返し行う
■鼻をすする・咳払い・奇声を発する等を繰り返し行う

明らかなストレスの原因が無い限り、特に気にする事はありません。
チックを注意・叱責する事がストレスとなり、症状が悪化する可能性があります。また、チック症状には遺伝的な要素が存在しますので、精神的な要素のみで症状が現れるという事ではありません。