無料法律相談回答ページ

弁護士法律相談 No 2572
相談者の情報
男性

63歳

派遣・パート 240万 日本
配偶者の情報
結婚 41 年 62歳 派遣・パート 200万 日本
現在の悩み、状況について

私が2階、妻が1階にすんでいます。食費は別・別ですが、電気・水道・家と土地の固定資産税などはすべて私が支払ってます。私が救急車で運ばれる時も知らん顔、2回の手術のときも一度も病院には来ないし、93歳の母親の面倒も一さい見ません。しつとしんが強く異常です 私が仕事に出かける時、帰った時など障子の隙間からのぞいてます。私もあと1年5ヶ月で定年です 定年後は年金生活になりますが年金受け取り見込み額は年間で120万位ですこの収入で、生活は無理です 公共料金の支払いをしない人に住む権利はないと思うし、毎日息のつまる生活で体調悪く医者通いです

理想的な状態

私は400年間続く位牌を守るし母親の面倒も見ますので私がこの家をでるわけにはいきません。財産<土地と家>を半分ずつの考えに異論はありませんので、半分をお金で渡す、しかし9年3ヶ月間の公共料金・固定資産税の半分約150万を私に支払ってもらいたい

回答

家庭内別居になった理由がよくわからないので、厳密には判断できません。しかし、相談内容を見る限り、相談者には、離婚請求権がなさそうです。したがって、相手方が同意しない限り、離婚は成立しません。仮に離婚が成立するとして、公共料金等の半額の150万円の返還を求めることはできません。法律上の夫婦である限り、相互扶助義務があり、過去の公共料金の支払いは、この義務の履行と考えられるからです。相手方とよく話し合って、今後のことをご検討下さい。(大貫)