弁護士法律相談 No 2543
相談者の情報 |
男性 |
33歳
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派遣・パート |
80万 |
日本 |
配偶者の情報 |
結婚 9 年 |
31歳 |
正社員 |
不明 |
日本 |
現在の悩み、状況について |
元々家事、育児をしない妻とは合わなかったが、私が先に好きな女性ができ離婚を切り出したが応じてくれず、私への暴言、暴力が始まった。妻は弁護士、探偵を雇い証拠を突きつけ、夫婦としてやり直すか、女性への慰謝料請求と名誉棄損の選択を迫った。私は女性を守るため女性と会わない、連絡を取らない、私から妻へ何ら要求、交渉しない、夫婦としてやり直すという書面に署名、捺印した。それから、1年が経ち妻が不倫をしていることがわかり、離婚を要求したら、私がまだ女性とつながっていることを突き止められ、前回と同じ内容、さらにひどい要求で署名、捺印させられました。女性とは会っておらず、連絡も取っていません。
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理想的な状態 |
女性への慰謝料請求、名誉棄損は全くなく、妻と離婚したい。そして、邪魔されることなく仕事をし、自由になりたい。
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回答 |
妻にも不倫があれば、相談者にも離婚請求権がありそうです。ただし、2度にわたり署名押印した書面の内容が気になります。どのような書面に署名押印したのでしょうか。 妻から女性に対する慰謝料請求権が発生していると思います。金額としては、100万円前後が相場でしょう。相談者の妻との間は、お互いに慰謝料なしか、或いは、相談者から妻に対して100〜200万円程度の慰謝料を支払うのが妥当であると思います。
妻側に弁護士がいるので、離婚も不倫の慰謝料も、それぞれ裁判になる可能性が高いと思います。(大貫)
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