弁護士法律相談 No 2530
相談者の情報 |
男性 |
33歳
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自営業 |
変動あり |
日本 |
配偶者の情報 |
結婚 年 |
28歳 |
無職 |
0 |
日本 |
現在の悩み、状況について |
初めまして、ご相談ですが結論から申し上げますと離婚が決定的となりました。
家族の構成は、妻・妻の連れ子1(結婚時養子縁組しています)・実子(娘)1 妻側が、原因に挙げている事は金銭的な問題がメインです。その他は価値観の違いでしょうか。不景気の中仕事が不安定になった事はありましたが、家賃や電気・電話・携帯などなんとかやりくりし私が支払っておりました。その他妻にはすくないけれどと食費・ガス代など含め3万円渡しておりました。お互い貯金を削りながら家庭に注いでおりましたが、このままではまずいと思い、仕事に一区切りをつけ、アパートも今よりも安いところを探し、昼はアルバイトをし夜は新聞配達で昼夜働き睡眠を削り、家族の為に頑張るからなんとか頑張ろうとしていた話でけりがついていましたが、アパート契約前にやはり一緒には無理だと妻から私と私の母に連絡がありまして、数日後帰るとアパートは私の荷物以外ほとんど空っぽでした。荷物はどうしたのかと聞くと相談なくアパートを借りそちらに移していました。妻からの答えは、私の荷物のみ置いてあったことが答えだったようです。 アパートの契約金は、2週間から1週間私の親に妻が契約金を催促し、私の親が「悪い状況の時ほど2人で協力し頑張るというのなら」と貸したものでした。ちなみにそのお金に関しての妻の言い分はいまのところありません。 妻からの要求は、車、家財道具、子供、月々の養育費6万円です。財産もほとんど妻のもとへゆきそうな中、妻が口を開けば「誰のせいでこうなった。全部あなたの責任だから当然だ」と妻の要求を全て呑めば丸くおさまると一方的で私の要求は全て却下の状況です。私にも今後の人生があります。どう対処したらいいのかわかりません。私には何もいう権利すらないのでしょうか?
大まかな説明で申し訳御座いません。お忙しいとは思いますが、ご回答の程宜しくお願いいたします。
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理想的な状態 |
せめて私の親への返金。大切に育てたいと思う実子の親権親権がとれないのであれば、養育費の減額。
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回答 |
相手方が別居を突然実行した理由がよくわからないので、離婚請求権が成立しているかどうか判断できません。仮に、このまま離婚するとして、アパートの契約金について、法律上は、返還請求権はありません。義理とはいえ、親子間のお金の融通なので、贈与とみなされます。 次に、親権については、圧倒的に女性が有利です。現状のまま裁判になったとしても、相談者が親権を取得できる可能性はとても少ないと思います。養育費は、連れ子との養子縁組を解消することを前提に考えると、養育費月額6万円は、税込年収400万円弱に相当します。年収がこれよりも低ければ、交渉で減額を求めてみて下さい。(大貫) |