弁護士法律相談 No 2529
相談者の情報 |
男性 |
37歳
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正社員 |
600万 |
日本 |
配偶者の情報 |
結婚 13 年 |
37歳 |
正社員 |
650万 |
日本 |
現在の悩み、状況について |
2年程前から妻の浮気があり昨年8月に発覚。妻は1年前にその相手の子を堕胎しており、昨年の10・11月は浮気相手と同棲し一度は家を出た。しかし子供可愛さに12月に帰宅。滅茶苦茶な妻だが良き母であり、今までほったらかしにしていた自分にも責任が有ると思い、必死で復縁を努力していたが何度と無く裏切られ現在に至る。今年の3月に3度目の発覚があり問い詰めると直前に別れたと。子供に取っても大事な時期かと思い、しっかり夫婦をやり直そうと3度目も許したが、条件として夜も含め夫婦生活のある状態に成る事とした。しかし妻は夜の生活に全く応じない。性生活だけが全てでは無いと思うが特に今は受け入れてもらえないなら不安が募りまともな夫婦としてやっていけそうにない。もともとの夫婦生活は妻が浮気をする何年もまえからSexlessで有った事は間違い無いのだがそれを悔いてのやり直しをしたいと言う意思を受け入れたはずなのだが・・・。夜の生活以外は普通にしている。この場合、Sexlessは正当な離婚の理由として認められるか?また今更であるが離婚した場合、妻の浮気相手に責任追及は可能か?
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理想的な状態 |
夜の生活を含めた夫婦生活を取り戻すか離婚、再婚をして新しい家庭を築く。
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回答 |
セックスレスは離婚理由にはならないと思います。ただし、不倫は、十分に離婚理由になります。一度許していますが、それでも、離婚理由になるでしょう。 次に親権は、女性が圧倒的に有利です。通常、不倫だけを以て親権不適格とまではいえません。財産分与では、自宅を売却して折半にするのが原則ですが、話合いで売却以外の分与を合意することも可能です。なお、老婆心ながら、夫婦関係の修復の努力が十分なのか気になります。強い立場から「許してやる」という姿勢になっていませんか。修復に徹するなら、決して相手を非難しないこと、相手を大切にする姿勢を示して下さい。セックスレスについては、スキンシップから始めて、少しずつ前進しましょう。相手がセックスに応じないのは、相談者にも問題があるかも知れません。私の事務所でもカウセリングを受け付けています。(大貫) |