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弁護士法律相談 No 2493
相談者の情報
男性

48歳

正社員 700万 日本
配偶者の情報
結婚 23 年 48歳 専業主婦 0 日本
現在の悩み、状況について
昭和63年に結婚して以来、静岡で平成8年まで住んでいました。妻は茨城県日立市の出身ですが、結婚当初からよく「騙されて、こんな所に来てしまった」と、ぼやいていました。仕事から帰っても食事の準備や風呂も沸いていない日々でした。
子供ができて少しは変わるかと思いましたが、殆ど変わらず子供の面倒だけは見ているような状態でした。
当時から私の一ヶ月の小遣いは1万円で、そのほかの交際費などは別にもらいましたが、その都度嫌な顔をされ同僚との付き合いもできないような状態です。
平成8年に茨城県に転勤になり、給料の管理を私がするようになりましたが上手くいかず、家を購入した事もあり、生活費がきびしくなって妻から「お金が足りない」とよく言われ、消費者金融に手を出して借金を作ってしまいました。
平成16年に給与所得者再生法を利用して、借金はなくなりましたが妻からは「あんたの借金のせいで無理に働いたおかげで体を壊した。一生言い続けてやる」と言われてます。この間、妻が働いたのは3〜4年で、1日パートで4〜5時間程度でした。再生法を相談しているときは一度も協力的ではありませんでした。再生法が終わるまでは歓送迎会などの宴会や同僚の結婚式、出産等の付き合いもできず、とてもつらい思いで何とか乗り切りましたが、今でも仕事の同僚とはあまり上手くいっていません。
今でも、一ヶ月の小遣いは1万円です。給料は手取りで35万です。子供は大3と高2の二人。住宅ローンは月に8万5千円。先日も上司の交代に伴い歓迎会があると伝えたら、とてもやっていけないと給料と通帳を渡され家計を放棄されてしまいました。
子供たちのためにもと頑張ってきましたが、ずっと離婚が頭から離れません。もうどうしていいのかわからなくなりました。
家庭内別居の状態が6年ぐらいになります。掃除も洗濯もしてもらえません。食事も自分で作って済ますことが多いです。
何のために自分は働いているのか考える事もあります。乱文ですいませんが自分の健康や老後を考えると不安で眠れないときが多々あります。仕事にも支障をきたしそうです。
理想的な状態
今の生活から解放されたい。自分が働いている事に疑問を持ちたくない。ただ、子供たちのことを考えるとどうしたら一番良いのか分からない。
回答
仮に離婚をする場合、現在の年収を前提とすると、離婚成立まで月額16万円の婚姻費用(生活費)の負担が必要です。離婚成立後は、月額14万円の養育費(2人分)となります。一人当たり7万円で、大学卒業までは支払った方がよいでしょう。
次に相談内容をみる限り、慰謝料は必要ありません。しかし、離婚請求権については、相談内容をみる限り、成立していない可能性があります。相手方と全く会話のない状態にはなっていないようなので、今後のことについて話し合ってみてはいかがでしょうか。お互いに心を入れ替えて、良好な夫婦関係を目指すことができるかどうか、検討してみて下さい。
その際、重要なのは、相手方を非難しないことです。ご自身の改善するべき点を中心に考えてみて下さい。(大貫)