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弁護士法律相談 No 2446
相談者の情報
男性

51歳

正社員 650万 日本
配偶者の情報
結婚 20 年 46歳 正社員 260万 日本
現在の悩み、状況について
10年のセックスレス状態で夫婦関係はすでに冷めきり、さらには妻の暴言・暴力・食事にビールをぶっかける等の行為(日時の記載あり)に耐えかねて私が家を出て、別居を開始しました。
妻は私が不貞をしたと思いこみ、証拠もないのに弁護士を通じて相手に500万の慰謝料請求をし、勿論そんな事実はないため、逆に相手から名誉棄損で損害賠償請求をされる始末。私は婚姻費用分担請求により、月8万を毎月支払っています。
別居前、給料はすべて妻が管理し、私の小遣いは月2万、家のローンはなく、ボーナスは年間200万手取りでありました。
極めて質素な生活を送っており、別居後貯金を調べると殆ど無。過去8年の私の口座の金の流れを調べると、判明したものや生
活費を除いた使途不明金は約2千万。貯金が趣味である妻の口座の公開を求めましたが、貯金は無いといいながら、口座の公開は拒否されています。妻は離婚には応じるが、1千万の慰謝料と月6万の養育費、年金分割が条件とのこと。
離婚できるまで、婚姻費用は支払わなければならず、妻には先祖から受け継いだ私名義の200坪の家に棲みつかれ、このままでは
私の気持ちが収まらないため、法的手段(裁判)も考えています。
理想的な状態
離婚にあたり、婚姻の破たんは妻にも多くの責任がある以上、慰謝料を支払うつもりはない。
婚姻後の貯金は潔く公開し、折半する。子供の学資保険は子供に渡し、妻に親権を渡す。(子供の意思尊重するため)
貯金をきちんと公開し公平に分担すれば、養育費6万を支払い、年金分割にも応じる。子供が高校を卒業するまで、望むのであれば、このまま自宅に住み、私がアパートに住むことでも良い。
回答
現在の裁判実務は、破綻主義をとっています。通常、破綻の有無は、別居期間の長短で考えます。多くの裁判官は、別居1年もあれば十分と考えるでしょう。ただし、「破綻」を厳格に考える裁判官もいるので、どの裁判官にあたっても、離婚が認められるよう、訴訟提起前に十分に準備をする必要があります。(大貫)