弁護士法律相談 No 2442
相談者の情報 |
女性 |
44歳
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正社員 |
420万 |
日本 |
配偶者の情報 |
結婚 1 年 |
39歳 |
正社員 |
500万 |
日本 |
現在の悩み、状況について |
1年7ケ月前に、私の連れ子と一緒に(17歳男子)再婚しました。結婚と同時に、夫の持ち家ローンを400万を私が貯金を
崩しローン返済に足しました。(結婚して賃貸マンション分と夫のローン付きの家で家賃支払が20万位になっていたので) その後、去年ペアローンで家を購入しました。夫2400万・妻1400万(持分6:4)。家を購入する為の諸費用など300万は私が出しました。去年の11月に夫の機嫌を悪くさせた時に「死ね」と言われ、翌日全身蕁麻疹と動悸がしていたので心療内科に受診して 2ケ月間薬を貰いました。飛び込み心療内科だったので、今ひとつ相性がよくないように感じて、持病で喘息の薬を貰っている病院に話しをして同じ薬を貰いましたが、危険があるから常用はしないようにと言われ、睡眠導入薬も貰いました。(不眠症になっているため)結婚してから、連れ子と夫との確執があり胃潰瘍・十二指腸潰瘍となりました。いつも、子供と夫の顔色を伺っている状態です。何度か夫と離婚の話しをしましたが、家のローンがあるので話しが進みませんでしたが、セックスレスにもなって来たので自分の人生を考えて離婚を考えてます。 ローン借入銀行に夫のローンを外すために1200万を払い残金は私のローンに付け足す事が出来るか?と聞いた所、借入金額的には大丈夫だとは言ってましたが、持分についての贈与税があるので調べるように言われました。
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理想的な状態 |
今の家が自分の名義にするのと、入籍日の翌日に夫の家のローンを払った400万を返して欲しい。(子供の学資保険などを解約して作ったお金なので) |
回答 |
財産分与は、原則として、夫婦の共有名義の資産を半分ずつに分ける制度です。したがって、いろいろと工夫をするのであれば、離婚協議や離婚調停で相手方の同意を得る必要があります。相手方が同意すれば、資産の分け方は自由に決めることができます。その際の分与方法が常識的なものであれば、贈与税の対象にはなりません。 夫のローンの繰上げ返済分の400万円は、法律上、返還請求権は発生しませんが、相手方が同意すれば、計算上、返還したと同様の分与方法にすることはできると思います。諸費用分と引っ越し費用は、相談者にも所得がある以上、難しそうです。
より詳しい相談が必要な場合面談による相談をお勧めします。(大貫)
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