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弁護士法律相談 No 2423
相談者の情報
女性

43歳

派遣・パート 240万 日本
配偶者の情報
結婚 14 年 48歳 正社員 700万 日本
現在の悩み、状況について
結婚当初より夫の束縛・暴力・暴言・性格の不一致などで悩んでいましたが、再婚同士で連れ子もあったため、子供たちのためにと我慢しておりました。
夜中、殴られて起こされるなど不眠が続き我慢の限界を感じていたところ、夫の請け負っていた会社の移転があり、単身赴任することに。以降、生活費等お金だけの繋がりです。
ずっと離婚をしたいと考えており、長男(私の連れ子)の高校卒業を機に離婚を提案。協議離婚には応じられないとのことで調停中です。長女の親権が譲れないようで調停不調となりそうです。夫は、几帳面で無口、仕事は真面目ですが、切れるタイプで幼稚。調停委員には独りになるのが嫌だと言っているそうです。
理想的な状態
離婚し二人の子供の親権、監護権は私。また、養子縁組している長男と夫の離縁。長女の養育費として高校卒業までの5年間5万円/月または一括で250万円。私が使用している車(主人名義)をいただきたい。
回答
単身赴任は、「別居」ではないので、長期の別居を理由とする離婚請求は成立しません。相談内容からは、離婚請求権があるかどうか判断できません。この点については、面談による法律相談を受けることをお勧めします。
次に、離婚が認められる場合、女親が親権を取得するのが通常です。また、離婚と同時に養子縁組解消の訴訟を提起すれば、離婚と一緒に離縁も認められます。以上の点については心配いりません。記載の年収を前提とすると、養育費は、月額金6〜8万円です。養育費の一括払いは、法律上の効力に疑問があるため、一括払いは例外的です。
訴訟期間は、裁判所により違います。東京家裁であれば、平均10カ月程度です。弁護士費用は、弁護士によりますので、依頼する前に見積を作成してもらいましょう。おおよその見当として、離婚訴訟で総額数十万円〜百万円弱、経済的利益のある場合、10%の成功報酬が相場です。(大貫)