弁護士法律相談 No 2418
相談者の情報 |
女性 |
30歳
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正社員 |
400万 |
日本 |
配偶者の情報 |
離婚済 |
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現在の悩み、状況について |
3年前に離婚しました。現在5歳の娘の親権は私にあります。 親権や娘を育てることは私にと、前夫に頼まれ、私もそのつもりでしたので引き取り育てています。養育費もこちらは要求していないのですが、相手から支払わせてほしいとのことで公正証書を作成し、離婚後から支払ってもらっています。 子との面会の件では月1回程度と約束し、離婚後数カ月は予定が合った日に合わせておりましたが、玄関先で大声を出されたり、会うことに恐怖を感じ、それ以来会わせていません。(離婚の原因もそのようなカッとなると自分を制御できなくなり子も怖がり、とにかく言葉の暴力がすごかった。他、定職に就いていない等でした。) また、こちらも仕事が忙しくなり、子供も成長するにつれ、子供同士の付き合いや習い事などの都合から、定職に就かず平日の面会ばかり求めてくる前夫の要求にこたえられなくなりました。 相手は「会わせないのなら支払わない」「真面目に支払っているのだから会わせろ」と言いますが始めから面会との交換条件で養育費の支払いをうけているのではありません。 公正証書謄本にも面会についての記述は一切ありません。離婚当初は無知でしたが、最近、子との面接交渉権という言葉を知りました。面接交渉権とは公正証書に記載するものなのでしょうか? だとすれば、謄本に記載がないということは、面接交渉権については取り決めていないということなのでしょうか? 恐怖を感じた際、警察沙汰にもなり、二度とこのような想いはしたくないと思いました。娘も5歳になり何事にも理解ができる年齢です。 |
理想的な状態 |
先ほど書かせていただいたように面会の際に体験した恐怖時、娘も恐怖に泣き出し、しばらくの間は私から離れることができませんでした。当時娘は3歳でした。現在5歳。今このようなことが再び起きれば娘のトラウマになるのではとの心配があります。 「会わせろ。裁判するぞ!」と急にメールで言ってくるときもあれば2、3日後には穏やかな文面のメールもあります。 その変わりようそのものが恐怖です。母子家庭で決して生活は楽ではありませんが貧しくもありません。 養育費も払わせてほしいと泣いて頼まれ、公正証書を作った上で受け取っています。 上記と繰り返しになりますが交換条件で受け取っているつもりは全くないので脅される位なら支払ってもらわなくても 構わないとも思っています。離婚後子供の口から父親の話が出たことはなく母子ふたりでの生活が出来上がっています。可能であれば二度と関わりたくないと考えています
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回答 |
別居親には、子どもとの面接交渉権があります。この権利は、公正証書に記載していなかったとしても、父としての当然の 権利です。養育費の支払と面接交渉権とは別の問題です。しかしながら、面接交渉権は、子の福祉のために認められるものであり、面接交渉権の実施が子の利益を害するようであれば、その権利行使は制限されます。話合いの難しそうな相手なので、面接交渉については、裁判を申立て貰い、家裁で話合いをするのがよいと思います。調停は手間がかかりますが、家裁にて、子どもが怖がっていることを含めてよく調べてもらうとよいでしょう。
相手方が、「裁判するぞ」というのは単なる脅しの可能性があります。そこで、相談者が、「裁判所で話し合おう」といえば、相手方がおとなしくなる可能性もあると思います。(大貫) |