弁護士法律相談 No 2404
相談者の情報 |
男性 |
37歳
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正社員 |
520万 |
日本 |
配偶者の情報 |
結婚 4 年 |
36歳 |
派遣・パート |
72万 |
日本 |
現在の悩み、状況について |
現在離婚裁判中です。私は被告です。昨年7月、11月に静岡家裁で口頭を行いました。現在は、離婚を前提とした条件の協議を行っているという状況です。争点は、養育費と面接交渉となっています。 裁判官からの提案内容は下記の2点です。 ・養育費5万円 ・面接交渉4回/年 裁判官は、「相手方に5万円以上の養育費は認めないが、5万円は覚悟しておくように」と言われています。次回2/5に昨年度の源泉徴収票を持参し、養育費算定票に基づき金額が確定される予定です。娘とは別居期間中(1年9ヶ月間)一度も会えていません。離婚は相手方からの訴えですが、下記の法廷離婚原因が相手方にあるととの考えから相手方家族に対し慰謝料を請求したいと考えています。 ・配偶者(私)よりも親との関係を重視し、配偶者と協力しあう関係をつくろうとしない ・妻が実家離れしない ・配偶者(妻)が長期間にわたって性交渉を拒否した ・配偶者(妻)とその両親が、婚姻期間を通じて私とその両親との関係を不仲なものにした 尚、相手方はこの期に及んでも「お金は要らないから子供には会わせたくない」と言います。後から養育費を請求しようという魂胆は見え々です。
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理想的な状態 |
養育費0、面接交渉6回/年の“権利留保” |
回答 |
養育費の金額は、最終的には裁判官が決めますので、裁判官が5万円と述べている以上、その金額になるでしょう。因みに、記載の年収を算定表にあてはめると、養育費月額は4〜6万円になります。 次に面接交渉の現在の相場は、月に1〜2回なので、年4回は回数として少なすぎますので、この点は強く主張してもよいと思います。
最後に慰謝料ですが、記載の内容では、慰謝料請求権は成立しそうもありません。取引材料として、慰謝料を請求してみるのが精一杯だと思います。(大貫) |