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弁護士法律相談 No 2339
相談者の情報
男性

42歳

正社員 1100万 北京
配偶者の情報
結婚 15 年 40歳 専業主婦 北京
現在の悩み、状況について
妻と協議離婚しました。
財産は折半し1200万円を渡した。親権は自分夫が得ました。
自分が引っ越しすることを期限とし別居する。それまでは子供のこともあり、同居
以上を公正証書で作成し、実施。ところが以下の問題の発生を心配しています。子供が妻の別居を拒否しており、妻もそれを理由に別居を拒む可能性が出てきている。
子供の精神的苦痛があるならば、親権を渡す覚悟があります。
しかしその際に膨大な養育費を要求する可能性が心配です。以前離婚前に月50万円を要求私の推測ですが、もともと子供の親権は得なくとも、子供の言い分を理由に養育を得ることも目的としていた可能性がある。もはや妻も子供も互いに別居するつもりはなく、親権は放棄しながらも養育費を請求する心配をしています。
理想的な状態
私はこのような状態でもはや子供を養育していくことは精神的に苦痛であり、子供の本音を尊重し、親権を譲りたく思います。
その際、妥当な養育費12万円以内となるように最終的に合意をしたいと思っています。
回答
お子さんが北京に在住であれば、養育費は、中国法で算定するべきです。その場合、いくらになるかは、中国の弁護士にご相談下さい。今後お子さんが日本に住む場合は、日本法で算定するべきです。
日本法では、お子さんと別居している親が、お子さんと同居している親に養育費を支払います。どちらが養育しているかが問題であ
り、どちらが親権者であるかではありません。因みに、一度決めた親権を変更するには家庭裁判所の許可が必要です。
日本法を適用した場合、記載の年収を適用すると、養育費(2人分)は、月額18〜20万円です。そのほか、進学費用や事故、疾病などの際の不時の出費を分担する義務があります。