弁護士法律相談 No 2258
相談者の情報 |
女性 |
37歳 |
自営業 |
800万 |
日本 |
配偶者の情報 |
結婚 14 年 |
39歳 |
派遣・パート |
200万 |
日本 |
現在の悩み、状況について |
主人は、社交ダンスのプロで、あちこちの教室で教えているような状況です。
競技大会に出るためにパートナーが必要で、そのパート
ナーは、ダンスは素人の方(小学校教員)でした。六年ほど前にその方と一緒になりたいので、別れてくれと言われま
したが、子どもが小さかったこともあり、何とか現在まで結婚生活を続けてきました。
主人は、そのパートナーからお金も融通してもらっていたので、毎月少しずつ彼女に返済する、彼女とはパートナーも解消すると私に言っ
ていたのですが、陰では今までずっとパートナーでいたようです。
去年は彼は自己破産までしています。最近、主人には新しいダンスのプロパートナーが出現したため、その小学校教員から電話が頻繁にかかってきて私まで、迷惑しています。
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理想的な状態 |
主人も悪いのでしょうが、私的には、まだ今の生活を壊すことよりも、何とか修復・維持できるものであればと考えています。
その女性に対し、私の方から、慰謝料を請求することが法律的に知りたくてメールさせていただきました。
主人が私に話をしていることがどこまで本当なのか、不安もありますが、法的に請求が可能であれば、何が必要なのかも知りたいです。どうぞよろしく御願いいたします。 |
回答 |
その相手の女性に対し、いわゆる不倫の慰謝料を請求することができます。
ただし、不倫の慰謝料請求権は、不倫したこと自体ではなく、不倫により婚姻関係を破綻させたことに、その慰謝料の根拠があります。
したがって、別居も離婚もしていない場合、慰謝料は名目的なものにとどまります。
事案によりますので、一概にはいえませんが、慰謝料は、数十万円程度がせいぜいでしょう。
そうすると、裁判手続等は、費用倒れとなります。
次に、裁判外の請求に特段の決まりがあるわけではありませんが、交渉の開始は、内容証明郵便で、請求書を送付するのが一般的です。
より詳しいことがお知りになりたい場合、面談による法律相談をお勧めします。 |