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弁護士法律相談 No 2240
相談者の情報
男性 45歳 正社員 500万 日本
配偶者の情報
結婚 20 年 38歳 派遣・パート 100万 日本
現在の悩み、状況について
妻が勤めている運送会社の社員と不倫関係にあります。
相手は36歳で初めてのデートから2ヶ月になり、最近1ヶ月で肉体関係もあると認めています。
相手はバツイチで、前の女房に子供をとられているらしく、全く独身の状態です。
女房は離婚して相手と一緒になりたいから、別れて欲しいの一点張りで、理由は相手を愛しているからとのこと。私のことは嫌いになったんじゃないと言います。
子供は経済力からしても私に託したいようですが、高校を出るまでは弁当を作ってやりたいと、勝手なことを言います。
私としては、全て許すから考え直せと両方に言っているのですが、今は夢中になっているので全く聞かない状態です。
10年ほど前に一度私も過ちを犯しかけたのですが、その時は肉体関係も無く、3回会っただけなのですが、妻は裏切ったと、必ず 引き合いに出します。でも今回のことは自分が悪いので、10年前の復讐ではないと言っています。  
理想的な状態
相手との関係を終わらせて、家族3人でこれからも暮らして行くこと。  
回答
相手方は、有責配偶者なので、現状では離婚請求権はありません。
したがって、相談者が同意しない限り、離婚は成立しません。
まず、このことを相手方に判ってもらう必要があります。次に、夫婦関係を修復するのであれば、まず変わるべきは相談者 であって、相手方ではありません。相手方に変化を求める限り、その変化は得られません。
まず、自分が変わることによって、相手方が自然に変わるのを待ちましょう。まずは、妻を不倫に走らせた原因をよくお考えになって下さい。多くの女性は、愛されること、大事にされることを求めています。今まで、大事にしていましたか。
また、相手方に不倫を止めさせるために、男性と話合いをする必要があるかもしれません。話合いに応じない場合、民事調停もご検討下さい。
その際、「罰する」という意識は捨てた方がよいと思います。
相談者の心の傷は、相手方とその男性を許さない限り、一生癒える ことはありません。
そして、心の傷が癒えない限り、相談者が、今回の 不倫を根にもつこととなり、夫婦関係の修復ができません。
要するに、 何が一番大事なこと(復讐なのか、修復なのか)なのか、よくお考え下さい。
弁護士が必要であれば、ご連絡下さい。アドレスは、 mail@satsukilaw.com です。