弁護士法律相談 No 2239
相談者の情報 |
男性 |
32歳 |
自営業 |
400万 |
日本 |
配偶者の情報 |
結婚 3 年 |
32歳 |
派遣・パート |
220万 |
日本 |
現在の悩み、状況について |
妻の言葉や態度の暴力が息子の誕生直後ころから起き始め、先日私の母親が居る前で酷い暴言をし警察沙汰に発展、子供
を妻に預けたまま私が追い出されてしまいました。そのまま別居状態になっています。
私は再び家族揃った生活がしたいと思っていますが、妻は自分がDVをしているという自覚は全くなく、このまま子供と2人生活させていればその矛先が子供に向かってしまいかねない不安があります。
普段から家事や育児も私が主にしていた為に、余計に不安です。
離婚に応じるべきか、力づくでも子供を引き取るか、このまま別居し改善に期待するか迷っています。
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理想的な状態 |
妻がDV加害者であるという事実を認め治療をし、再び家族での生活を再開できるように向かう事。
もしくは親権と養育権をこちら側で得ての離婚(将来的に復縁する事を前提)。
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回答 |
女性がDV加害者である事例は、極めて珍しく、まだ社会的な認知を得ていません。
したがって、普通に申し立てたただけでは、警察も裁判所も相談者のDVの訴えをまともに受け止めないでしょう。知合いの弁護士が担当した案件では、妻が包丁を振り回し、夫の腕に数多くの切り傷があった事案でも、DVとしては扱われませんでした。
まず、妻のDVをどうにかしたいということであれば、法的な手続が可能であるかどうか、治療が可能であるかどうか、弁護士や医師に相談して下さい。法的手続の可能性、見通しについては、面談による有料相談をお勧めします。
なお、一般的に、別居して改善を待っても、期待した結果は得られないと
思います。 |