弁護士法律相談 No 2188
相談者の情報 |
女性 |
54歳 |
正社員 |
400万 |
日本 |
配偶者の情報 |
結婚 30 年 |
58歳 |
正社員 |
600万
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日本 |
現在の悩み、状況について
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約10年くらい前から同居しているものの会話はなくなった。が、子供も3人いるので、親としての責任もあり、生活してきた。
1年ほど前に家を出たいと夫から申し出があり、話を聞いてみると
「もう一緒にいたくない、愛がさめている、他の女性とつきあっている」
とのこと。ただ、そういった矢先に長女の結婚が決まったので、今年の4月までは同居していたが、結婚式が終わった途端に息子に「家を出る」と告げて荷物をまとめて出て行った。
自宅は、子供たちが帰ってくるときのために、残しておくと言っていたが、自宅のローンが900万ほど残っている。しかも、今月から給料の振り込みもストップしてしまい、一方的に離婚届けが郵便で届いた。
ローンは貯金で一時的に支払ってくれ、というものの、その後の金銭について、ローン支払いについては全く明確になっておらず離婚同意したくありません。
昨年11月ごろに生命保険を解約して300万ほどを得ており、
1年半後には夫は定年退職して退職金を受け取るはずです。 |
理想的な状態 |
夫婦生活が破綻していた?とはいえ、夫に愛人がいる以上、 慰謝料を要求する。
自宅のローンは全て払ってもらった上、更に家を私の名義に したい。 |
回答 |
相手方は、不倫をしているので、有責配偶者です。したがって、相手方には、原則として、離婚請求権はありません。
まず、相手方にこのことをよく理解してもらいましょう。
そして、離婚したいのは相手方なので、よい条件を提示してもらいましょう。
交渉の要諦は、自分から条件を出さずに、相手に出させることです。
特に、相手方が離婚したい場合、相談者から条件を出すと値切られるので、まずは相手方から出させて、条件を吊り上げる方向にもっていきましょう。
弁護士が必要な場合、ご連絡下さい。アドレスは、mail@satsukilaw.comです。 |