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弁護士法律相談 No 2187
相談者の情報
女性 34歳 派遣・パート 100万 日本
配偶者の情報
結婚 7ヶ月  35歳 正社員 300万 日本
現在の悩み、状況について
2007年5月 結婚紹介所運営のネットで知り合う。
(年収、学歴、 家族構成を知った上で交際がスタート)

2008年2月に両家顔合わせをした際に釣書を交わす。(私達の 経歴、親、兄弟の学歴・職歴、親族の職歴)交際中にボーナスカットや残業無しもある会社だと打ち明けられる。不安定な会社であるので新築の購入は反対したが彼(夫)は「大丈夫、何とかする」との返事であった。

結婚前の2008年5月に家を購入。新築の契約の途中に義父が名義に入り夫&義父の共同名義となる。新築建設中に風呂を大きくするなどの義父の意向で更に建設費用がアップした。義父との共同名義、建設費用が当初よりもアップしたため私(妻)がローンの不安を感じ、彼(夫)に尋ねると「新築を一括で払うくらいのお金はある。前倒しもあり。35年ローンだが親が資産を残すから大丈夫」との答えであった。
2008年7月末にボーナスが2.0→0.5にカットになっていたが義理の母&父(義理の両親にはボーナスカットは伝えていた)、夫も私には黙っていた。
2008年8月に結婚講座にて家計管理のシミュレーションを彼(夫)と 私の共同作業で行うことになった。その際に彼(夫)から現在の手取りは28万円(この月収は正しい)であるが、とりあえずは手取り月収を20万円で計算してほしいと言われ家計のシミュレーションを行ってみるが住宅ローン(9万円)を含めた計算をすると赤字となった。結婚講座での彼(夫)の様子が心配になりその際に私(妻)が会社の経営状態について尋ねたが「大丈夫。信じられないのか?」と言われる。 その後も交際中にイライラした様子があったため会社の経営状態について尋ねてみたが「大丈夫」と言われる。このころより気に入らないことがあると彼(夫)が部屋から私を追い出すことがあった。
2008年10月 結婚式の17日前に「いい奥さんになって欲しい」と言われ、良妻賢母の本を彼(夫)3冊渡される。その後に彼(夫)からの電話での様子が変だったため問いただすと既に新居の書斎(夫)のドアに鍵を取り付けていたことを知る。そこで口論となり私の母が仲裁に入り夫から良妻賢母の本を渡したからには仕事を頑張るし、シッカリ養うということを約束、ドアの鍵も取り外すことも約束させる。
2008年11月に入籍。結婚後、私(妻)に夫が「ドアの鍵を私(妻)の母に取らされた」との不満を言ったため、“離婚したらお金は払います”との念書を書くことになる。
2008年12月に新築完成し両家がそろって閲覧会となる。その際に私の母が「150万円を家具代金として娘(私)にもたせます。」と義父、義母に伝える。
2008年12月後半に新居で生活。それまでは週末婚であった。
2009年1月 ボーナスも既に0.5まで下がっていることを、残業代は既に他部署でカットされていて今月から夫の部署でも出ていないことを知る。
2009年2月中旬に夫が3日/週の休みになる。ボーナスカット、残業代金無し、3日/週休みとなり手取り18万円+財形 貯蓄3万円に、9万円のローンが重たくなってきたため、ローンの前倒しを夫に催促するが「前倒しは無い。親が資産を残すかどうかも未定」と言われる。また、私も夫も結婚前に早めに子供をつくるとの話しをしてい たが夫からは「転職するまで子供はしばらくつくらない。」と言われる。結婚前に知らなかったが転職を請け負う会社に登録し転職活動を実際に行っていたことを知る。新築の家に転職を請け負う会社からの電話があ る。それでも夫から家具を揃えて欲しいとの要求があり。たびたび口論が増える。2月末、その日は口論もなく過ぎていたが深夜いきなり夫が物を投げてきたので、私も夫に暴言を吐き、夫の胸を殴るが夫が覆いかぶさりそのまま家から引きずり出される。そしてショルダーカバンも窓から放り出される。私(妻)が夫の家に携帯で電話をして夫は迎えに来た義理の父&母と一緒に夫の家に帰り、私(妻)は翌日に私の実家に帰りそのまま別居となる。私(妻)の両親と義理の両親を交えてのローンについてどのような返済を 考えているのか、また今後について話しをしたいと試みるがキャンセルされる。その後、両方に離婚の意志が固まり2008年5月に彼からの要求にて『7/1に離婚届けを提出する』、『家財代金はドアの鍵の取り付け費用を差し引いた20万円を夫が払う』ことについて念書・印鑑を打つ。またお互いに離婚届にも印を押し、サインする。
2008年6月 夫から離婚はやはり恥ずかしいのでしたくない。するならば慰謝料100万円〜150万円を払って欲しいとのメールが届き、その後に離婚を受理しない手続きを取ったことも知る。
理想的な状態
『7/1に離婚届けを提出する』、『家財代金をドアの鍵の取り付け費用を 差し引いた20万円を夫が払う』ことができる状態。 もしくは7/1に離婚できなければ逆に慰謝料を夫に請求したい。
回答
相談内容をみる限り、お互いに慰謝料を請求できる事案ではなさそうです。
まずは、離婚に向けてよく話し合うことが必要です。
離婚協議が成立しないが、離婚を希望する場合、離婚調停に進むしかありません。
相談者が裁判も辞さないことを知れば、相手方も軟化するかも知れません。
一般的に、交渉は、強い態度で臨んだほうが有利です。頑張って下さい。