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弁護士法律相談 No 2177
相談者の情報
男性 34歳 正社員 610万 日本
配偶者の情報
結婚 10 年 37歳 正社員 500万 日本
現在の悩み、状況について
子供の叱り方(私の叱り方が気にいらない)から口論となり、その価値観の違いから会話もほとんど無くなりました。
そんなある時、息子から「ママがパパのこと、ニセモノやって言うてた」ということを聞きました。
さらにその数ヵ月後、今度は私が居る前でしかも子供に「パパはいない!」と明らかに、わざとらしく私に聞こえるように言い 放ちました。夫でもなければ子供たちの父親でもない。そう言われたと感じた私は、妻に何も言わず家を出て別居を始めました。
離婚を申し出ましたが、応じません。
が、妻にとって私は居ても居なくてもどちらでもいい様子で、生活費だけを要求してきます。
夫でも父親でもない(と言われた)私がなぜ生活費をはらわなければならないのか?
と思うぐらい精神的ダメージを負っています。 今後一切、妻とは関わりたくありません。
理想的な状態
とにかく離婚です。
夫でも父親でもないと言われた以上、生活費の 一切は支払いたくありません。
逆に、これまで養ってきた分、清算して返してほしいぐらいです。
回答
記載の年収を前提とすると、婚姻費用(生活費)は、離婚成立まで、月額8万円、離婚成立後は、養育費として、月額6万円を支払う 義務があります。
任意に支払わない場合、相手方は、給与を差し押さえることができます。
払いたくないお気持ちがあるとしても、どこかの段階で妥協するしかないと思います。
次に離婚ですが、離婚協議→離婚調停→離婚訴訟と進んでいきます。
相談内容をみる限り、離婚請求は認められると思います。
別居であっても新しいパートナーができると離婚請求権を失いますので、ご注意下さい。
なお、離婚訴訟になる場合、相談者の事案では、戦略を間違えると離婚請求が認められなくなる可能性があります。
訴訟になることが予想される場合、早期に弁護士に依頼することをお勧めします。
私の事務所でしたら、 mail@satsukilaw.com へご連絡下さい。