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弁護士法律相談　No　2102
相談者の情報
女性 34歳 専業主婦 00万 日本
配偶者の情報
結婚　2　年 36歳 自営業 300万 日本
現在の悩み、状況について
2008年10月15日から主人のお酒による迷惑を受けて 予定していた11月3日よりも前倒しで実家に出産のため の里帰りをしてから、現在まで別居が続いており離婚を するために話し合いが続いています。 結婚後からお酒による夫の暴言に乱れ(暴力はなく怒鳴 る）があり不安を抱いていました。 夫は両親とともに寿司屋を営んでいて私と結婚後は同居 でなく近くアパートの生活をしていました。 夫も強く希望していたため夫がお酒での暴言が落ち着い てきた頃子供が授かりました。 しかし妊娠中はお酒による私への迷惑行為や暴言も増え て物を投げたりとエスカレートしていました。 出産後、母性が強くなり夫との再スタートするにはお酒トラ ブルを引き起こす日頃のストレスの原因について話し合い をしてきました。 しかし話し合いをするたびに夫の私や息子へ対しての思い が薄く自己中心的な考えに不安を抱き離婚を希望 しました。 協議離婚するために文書での話し合いを希望し３、財産分 与、慰謝料、親権、面接交渉権、養育費、氏の変更、婚姻 費用などの要求をしました。 3週間後、夫からでなく、弁護士から本日手紙がきました。 （さくら共同法律事務所　藤田　弓子弁護士） 協議離婚を希望し、息子の親権は夫が持ち、慰謝料はお 互い様なので払わない、との内容です。
希望としては私が相手弁護士さんと直接やりとりしてゆきた いのですが（直接的に私の考えを伝えたいため） 私も弁護士さんにお願いしたほうが良いのでしょうか？ 息子の親権で私を脅してお金を払わないという手段をとって いるように思えてなりません。 息子は生後一度も主人とは生活していません。アパートは 家賃がもったいないと解約をして新居とするはずの寿司屋 の部屋も倉庫状態で住む場所ができていませんでした。 相手弁護士さんとやりとりする場合の注意しなければならな い点も教えていただけたら助かります。
理想的な状態
離婚し、親権をとり、氏を変更し、慰謝料・養育費・財産分 与（家財）をもらいたい。
回答
親権は、女親が圧倒的に有利です。親権・監護権については、 絶対に譲らないで下さい。 　財産分与は、婚姻期間中に増えた財産(相続等は除く)を分ける 制度ですが、婚姻期間が2年強ですと、財産が増えていないかもし れません。氏をどうするかは、それぞれの権利なので、交渉の 対象ではありません。ご自身の氏ですから、相手方の同意は必要 ありません。 　
養育費は、記載の年収を前提とすると、月額4〜6万円です。 慰謝料を請求できる事案であるかどうか、メールの内容からは 判断できませんが、暴言の程度が激しければ慰謝料を請求できると 思います。婚姻期間が短いので、100〜200万円程度でしょう。 　次に相手方の弁護士との交渉ですが、相手方の弁護士は、あくまで 相手方の利益を守るために仕事をするので、会って交渉した場合、 その場で結論を出さず、持ち帰ってよく検討することです。
また、 言質をとられないように、言葉には気をつけて下さい。