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弁護士法律相談 No 2071
相談者の情報
女性 26歳 正社員 450万 日本
配偶者の情報
結婚 1 年 29歳 正社員 500万 日本
現在の悩み、状況について
婚姻期間は短いですが、結婚生活を始めてから性格の 不一致さにしんどさを感じていました。 結婚後半年で、妊娠し、生活も変わり気持ちも変わるだろうと思っていましたが、悪化したようにも思います。 何度も気持ちが復活しないかと頑張ってきましたが、夫の自己中心的な態度、また他人を受け入れない態度、私自身を否定する態度に耐えられなくなりました。
妊娠中から近所にある実家に戻り、産後自宅に帰ろうとしましたが、身体が完全に拒否反応を示して戻れませんでした。
夫の顔もまともに見られなくなり、精神的にかなりのストレスを抱えてしまうのか、会って話をと考えると胸が苦しくなり、過呼吸になってしまいます。 夫は謝ってきており、やり直したいと言ってきています。
子供もまだまだこれからですが、私自身もう一緒には生活していけないと思っています。 実際、離婚の話になったとき、母親は離婚を言い出した方がやはり不利にならないかと言ってきます。 子の親権や昨年ローンを組み購入した一軒家もあります。 今後子を育てるには私が親権をとるべきなのか、どのようにすすめていったらいいのでしょうか。
理想的な状態
今後離婚に向けて、どう話をすすめていけばよいかがわか り、実際にすすめていくことができる。
財産や新権について話し合っていく際に、できる限り子のためになるようにしてあげたい。離婚をしないことがベストでは ありますが…。 どうしても母の言う損得がきになってしまいます。できるだけ、損のないように、離婚したいです。
回答
損得よりも、今後の幸福の方がはるかに大切です。相談者 自身が幸福になれなければ、お子さんを幸福にして上げることも難しいと思います。離婚することが本当の気持ちであれば、その気持ちに沿って考えるしかありません。  さて、離婚条件ですが、まず親権は、女性が圧倒的に有利です。親権・監護権については、譲らないことです。  
次に、養育費は、それぞれの税込み年収額によって定まります。 記載の年収を前提とすると、養育費は、月額金2〜4万円です。 財産分与の対象は、ご自宅のみでしょうか。ご自宅の時価から住宅ローン残高を控除した金額が、正味の価格ですが、これを分配することになります。仮に自宅を相手方の所有とするのであれば、相手方は、相談者に対し、この正味価格の50%を支払う必要があります。離婚慰謝料は、相談内容をみる限りでは難しいと思いますが、相手方次第なので、交渉してみましょう。  婚姻期間が1年4ヶ月なので、100〜300万円を目標にするのがよいと思います。  
離婚の手続としては、まずは当事者間の協議です。協議がまとまらなければ、調停を申し立てます。調停を申し立てる前には、一度、面談による法律相談を受けることをお勧めします。