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弁護士法律相談　No　2054
相談者の情報
女性 41歳 自営業 180万 日本
配偶者の情報
結婚　16　年 40歳 自営業 635万 日本
現在の悩み、状況について
建設会社の自営業。主人で2代目の家族経営で直従業 員が50人です。 学生時代からの付き合いで分かってはいることなのです 付き合いが男付き合い優先の性格の主人です。 そのために子供達にもあまり接することが少なく、そこを補うために私も子供第一に生活を送って来ました。 気が付いた時には女性の影がありました。 一度別れたとは話していましたが、再度同じ女性と。 その頃に経営困難になりその女性から多額の借金を。 毎月利息として昨年まで3%、現在は2.4%元金は返済せず 利息のみ会社から支払っています。 この事が明らかになったときこれ以上関わりたくないと、 私も自分の意志を伝えました。 又、それ以外の所への借金のため抵当権を入れるモノが無く私の実家の土地も仮登記状態です。 意志を伝えた後で主人は又その女性とは別の女性ともお付き合いを始めました。 最近本人から聞いた言葉でその彼女は私の言葉を受けたので探したそうです。 去年から別宅に住む弟の所と言いながら彼女の為に借りたアパートに週6は泊まっています。 朝は何事も無かったかのように平然と帰宅します。 主人の母も自宅に同居し食事は私が会社にいるため作っているので必ず自宅で食べます。 私も子供が成人になったら離婚し家を出ようと考えておりますが、思春期の子供達も全ての事を分かっており、我慢させているのが申し訳ない気もします。 ただ親の都合で学校を変えたくないという言葉が引っかかっています。 また自営業なので、従業員の信頼をも裏切ることになるのかなと思うとなかなか行動に起こせずにいました。 が最近、私が行動に起こさないのは全てを許して解決したと勘違いし、威張りだした主人の言葉の暴力が私の中でストレス化し、体調不良になりつつあります。 又、会社でもパワハラに近い言動が多く従業員もこの不景気なので何も言えずにいる状態が時折、見受けられます。
理想的な状態
役員の解除、抵当権の解除、親権は私が頂いての離 婚。 つきあい始めたきっかけはどうあれ、彼女達への慰謝 料の請求。
回答
離婚、親権、役員辞任は難しくないと思いますが、抵当権解除は、抵当権者の同意が必要なので、簡単ではなさそうです。 次に離婚後の生活費や生活環境の確保も容易ではないと思います。 離婚の際の金銭給付は、財産分与と慰謝料が基本です。 借金が多額のようなので、財産分与は余り期待できないように見受けられます。 慰謝料は、300〜800万円程度でしょうか。不倫相手の女性に対しても慰謝料請求権がありますが、夫と不倫相手の双方から二重に受け取ることはできません。 離婚を進める場合、まずは離婚協議ですが、話がまとまらない場合、調停申立てを検討して下さい。