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弁護士法律相談 No 2046
相談者の情報
男性 46歳 正社員 900万 日本
配偶者の情報
結婚 10 年 36歳 働いていない 00万 日本
現在の悩み、状況について
1. 人生観の相違(私の考え) 30歳で結婚し、2人子供を作り、 4人ぐらいの家族を作りたかった。 (妻の考え)子供は要らない。二人それぞれの夢の実現に向け て楽しく生活したい。
2. 結婚という義務で生活を続けているように感じる性行為は、 8年ほど前よりまったくなし。また、体に触れることも拒否される。 結婚指輪も、8年ほど前よりつけていない。 離婚したいと過去何度も発言している。
3.現在の生活が辛そうに感じる基本的に家事は嫌いの様子。 お酒を飲んだり、週末に気ばらしで飲むに行くことでストレスを 解消している。朝帰りも何度もあり。今年の6月には、韓国に 半年間留学したいと言っている。
4.昨年12月に妻が離婚届けを持って来てサインと押印を求め た。その時、そのまま応じている。今年2月に離婚の話をした所、 生活ができないので、あと10年は我慢してもらうと発言。

【過去のいろいろな事象】(人生観の相違)
1. 結婚してからずっと、スチュワーデスを夢見て、学校に通った り試験を受けたりしている。36歳を過ぎ、今度は、日本人向け韓 国語教師もしくは韓国人向け日本語教師を目指している。 子供について結婚前は2名ぐらいほしいと話していたが、結婚後、 拒否。
2. 男友達を作り飲みに行くことが多い。さくら銀行時代(ほぼ新 婚)当時の上司と2人で良く飲みに行っていた。 女友達ではなく男友達方が、気が合うのが理由。現在において も、週1程度で韓国交流会などに飲みに行っている。 何度か深夜、朝帰りを繰り返している(これについては女性友達 も一緒と思われる)。休みの日に男友達から誘いの電話が掛かっ てくることもあった。
3. 家事は基本的に嫌いとのこと私が見ている限り、家事は嫌々 やっている。 またそれによってストレスを感じている。基本的に、外で仕事をし、 いろいろな人と楽しく遊びたいのではないかと感じる。
理想的な状態
早期離婚。 財産分与については、現住宅(ローンがあと20年残っている)に ついては、私の保有とする。購入時、所有権を共有にしている。 確か1(妻):9(私)。 現時点の資産価値を調査しその10%と、現貯蓄の50%を渡す (分割払い)、家財道具については、どれを渡しても良い(ただし、 結婚前から持ち込んだものを除く)。
回答
離婚理由として書かれている点は、不倫の疑い(深夜ないし朝帰 りは、不倫と考えてよいと思います)が濃厚な他は、法律上、離婚 理由として弱いと思います。したがって、早期離婚を目指すのであれ ば、まずは別居することです。別居後といえども、離婚成立前に 新しいパートナーができると離婚請求権を失うので注意して下さい。  
次に、財産分与は、ローン等負債を控除した上で、正味のプラス の価値を分与する制度です。持分登記の割合に従って分与するので はありません。相談内容をみる限り、お互いに慰謝料を請求しない のがよいと思います。  
財産分与がある程度の額であれば、離婚後の生活費の負担(扶養 的財産分与)は必要ないでしょう。  
手続としては、別居後、調停を申立て、第1回調停期日まで離婚協議 を行い、協議が成立すれば、調停を取り下げるのが良いでしょう。 協議が成立しなければ、調停を進行させて、離婚の早期成立を 目指して下さい。弁護士が必要な場合、私の事務所にご連絡下さい。 アドレスは、 mail@satsukilaw.com です。