弁護士法律相談 No 2010
相談者の情報 |
女性 |
36歳 |
専業主婦 |
00万 |
日本 |
配偶者の情報 |
結婚 6 年 |
37歳 |
会社員 |
1000万 |
日本 |
現在の悩み、状況について |
現在、性格の不一致で不仲状態にあり、子供がいるので
夫婦を続けています。
夫の言動に嫌気が差し、私が性生活を拒んで以来、一層
関係は冷え切ってきました。夫には、家事も育児も自分(私)
の為にしているんだろうと言われ、専業主婦の存在価値を
否定されています。
去年まで家族で海外生活をしていましたが、今、夫は海外
で単身赴任しています。私は先に帰国し生活費は貯金を崩
して生活しております。
国内に持ち家マンションがあり、単身手当てをそのローンに
充てています。
家計は夫が完全に握っている状態です。
今後も子供の費用以外の生活費を渡すつもりはないと言わ
れており、帰国後は家庭内別居か別居、或いは離婚を選ぶ
ように言われています。
いずれも金銭面で頼るなということです。
専業主婦の価値を認められないことに対して、訴える術は
あるのでしょうか?
また、離婚や別居をした際の養育費はいくら位受け取れる
のでしょうか?
こういった場合は慰謝料はもらえるのでしょうか?
また離婚の際の財産分与は夫が家計を握っているのです
が、きちんと為されるのでしょうか?
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理想的な状態 |
夫が専業主婦の価値を認め、相応の生活費を渡してくれ
るようになること。
しかし、本質的な性格は変わらず不仲状態の修復は不可
能だと思うので、充分な養育費を受け取りつつ別居か離婚
を過考えたいと思っています。
子供のためには家庭内別居がいいと思うのですが、家庭内
で完全に生活(生計)を分けるのは難しいと思いますので。
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回答 |
記載の年収を前提とすると、別居後、離婚成立までは、婚姻
費用月額16〜18万円を請求できます。離婚成立後は、養育
費月額10〜12万円を請求できます。家庭内別居の場合、
原則として、婚姻費用の請求は難しいと思います。
婚姻費用や養育費について話合いが難しい場合、家庭裁判所
に調停を申し立てる外はありません。専業主婦の価値を認めさ
せる方法をお尋ねですが、法的手続では、相手の認識を正す
ことはできません。慰謝料ですが、メールの内容だけで判断する
と難しそうです。話合いでは、公正な財産分与が難しい場合、
調停を申し立てた方がよいと思います。
弁護士が必要な場合、私の事務所にご連絡下さい。
アドレスは、
mail@satsukilaw.com
です。
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