無料法律相談回答ページ

弁護士法律相談 No 0530
相談者の情報
男性 35歳 正社員 日本
配偶者の情報
結婚 6 年 37歳 正社員 日本
現在の悩み、状況について
6年間事実婚関係でしたが2年前より別居。はじめに慰謝料を請求され1年前に150万支払いました。さらに600万請求されています。150万は相手の生活費(内縁関係でも扶養義務があるらしく)だとのことです。ただし相手も正社員で働いています。別居の原因は性格の不一致によりお互いケンカが絶えず私の浮気がきっかけでさらにケンカが絶えなくなり彼女が私に対し暴力をふるうようになっていき話し合い別居しました。 600万は慰謝料だとのことですが、支払う必要があるのでしょうか? 2年間で150万の生活費を支払ったことになりますが、いつまで支払わないといけないのでしょうか? 毎月の生活費を慰謝料とは別に請求されています。事実婚ですので、離婚届を出すこともなく別れの区切りはどのようにつけたらよいのかわかりません。
理想的な状態
内縁関係の解消の文書化し、今後生活費など請求されないようにしたいです。また慰謝料600万円も支払えません。150万が慰謝料のつもりです。
回答
内縁関係の場合も、離婚に準じて処理をすると考えるのが通説です。 ただし、別居が内縁関係の解消に該当するので、別居後に生活費を負担することにはならないと思います。仮に生活費を負担する義務を認めたとしても、記載の年収を前提とすると、月額2万円(すなわち、2年分で48万円)となります。したがって、150万円は生活費としては高すぎるので、慰謝料と考えるべきでしょう。 なお、事案によっては、慰謝料600万円は不当といえませんが、メールだけでは判断できません。内縁関係の場合、その解消は事実行為なので、訴訟は不要ですが、現在の法律関係を明確にするために内容証明郵便を打った方がよいと思います。そのためにも、有料の法律相談を受けることを強くお勧めします。首都圏の方であれば、私の事務所でも法律相談が可能です。 アドレスは、satsukih@xd5.so-net.ne.jpです。