弁護士法律相談 No 0447
相談者の情報 |
男性 |
43歳 |
正社員 |
日本 |
配偶者の情報 |
結婚 17 年 |
43歳 |
働いていない |
日本 |
現在の悩み、状況について |
当初、性格の不一致、意見の食い違い等で何度となく話し合いを持ちましたが、私が業を煮やして一方的に別居しました。妻は不貞(事実、私には愛人がいますが)を理由にしているものの金銭欲が強いこと等もあり、離婚に応じません。
別居してかなり経ちますが、離婚について話し合いを求めても応じません。
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理想的な状態 |
一刻も早く離婚したいです。
すべての財産等を譲渡しても良いと考えています。親権については、子供達の意思を尊重しますが、妻が放棄するなら私が養育します。 |
回答 |
いわゆる有責配偶者からの離婚請求の問題です。有責配偶者からの離婚請求についての判例は、三要件説と呼ばれていますが、これについての正確な知識は普及していないようです。なかには、弁護士ですら、「有責配偶者からの離婚請求は認められない」と回答する方までいます。
正しくは、有責配偶者からの離婚請求は、認められない場合がある、です。
相談内容から、明確にはいえませんが、相談者の場合、離婚訴訟を起こせば離婚
が認められる可能性があると思います。
その際、全ての財産を渡す必要はありません。
なお、離婚訴訟に慣れた弁護士でないと請求棄却になるリスクが高くなります。
お心当たりの弁護士がいなければ、私の事務所にご連絡下さい。
アドレスは、
satsukih@xd5.so-net.ne.jp
です。
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