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弁護士法律相談 No 0295
相談者の情報
女性 45歳 派遣・パート 日本
配偶者の情報
結婚  22年 45歳 自営業 日本
現在の悩み、状況について
家族のコンプレックスや失敗をあだ名にして呼ぶ。家族に不快なことを言っては、家族が「傷ついた」と訴えると「冗談」と逆切れする。他人を見下したり軽蔑することを言い、自分がいかに優れているかの自慢話、上手く行かないことは自分以外のせいと責任転換するような話を日常的にし、家族が自分の理想像であり続けるよう、威圧的な態度をし、罪悪感恐怖心を抱かされてきた。「仕事辞めたる」「家売ってしまう」など家族を不安にさせたり、言うことに一貫性がなく家族は混乱させられてきた。性的虐待を受けた。異常性格。→逃げ出すように別居。時々携帯メールが来る。精神的に追い詰めるような内容は変わらず、正式に離婚したい。
理想的な状態
@離婚。A自分で払うと言った大学や自動車学校の費用を払わないまま、自分で勧めた携帯電話やテニススクールの費用を払えと言って来た、事などから、正式に養育費として次女・三女が大学卒業まで月5万づつ要求したい。B「売ってしまう」と不動産屋まで行って家族を不安に落としいれ、別居の直接的理由になった自宅に、相手方は今も一人で住み続けている。慰謝料(精神的苦痛の代償)財産分与として、自宅を家族に渡して欲しい。
回答
相談内容から、婚姻を継続し難い事由、すなわち離婚理由がありそうです。 したがって、離婚は認められるでしょう。次に、大学卒業までの養育費を認めるのが 常識的なので、これも認められるべきです。ただし、養育費は、20歳までという考え方もあります。 養育費は、2人分で月額10〜12万円、1人分で6〜8万円です。 次に自宅ですが、財産分与として自宅の名義を移転することが適切であるかどうかは、婚姻財産の全体がわからないので不明です。仮に、婚姻財産が自宅のみであるとすると、(自宅の時価−現在のローン残高)×50% 相当額の支払いを請求できそうです。 慰謝料は、相談内容からだけでは判断できませんが、金額はともかく、請求権はありそうです。 まずは、相手方と話し合ってみて下さい。話合いが難しいのであれば、離婚調停を 申し立てるしかありません。離婚調停は、弁護士なしでも行えますが、弁護士の助力が必要な場合、法律扶助協会に相談するのがよいでしょう。