弁護士法律相談 No 0273
相談者の情報 |
女性 |
45歳 |
専業主婦 |
日本 |
配偶者の情報 |
結婚 16年 |
47歳 |
正社員 |
日本 |
現在の悩み、状況について |
会社の部下との浮気を知りました。愛人のメールでかつて私も浮気を疑ってきた相手との女性関係などについて揉めている様子でした。夫はまだ私が知っていることを知らず、家庭を壊すそぶりはありません。しかし、気に入らないことがあると「出て行け」などと暴言を吐きます。
子供が生まれてから子供の母親を女として見ることが出来ない、仕事に疲れて性欲が起きない等の理由で性生活を疎まれ、8年前を最後に拒否され続けてきました。10年前から女性関係の疑惑は感じつつもまさか本当に浮気しているとは知らず、夫の冷たい対応にも耐えて母親、主婦をしてきましたが、愛人の存
在がはっきりした現在これ以上この境遇に耐えられません。
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理想的な状態 |
苦しい中夫が会社を立ち上げ会社を大きくしていく支えをして参りましたので、個人資産はまださほどありません。ですが会社が成長していることもあり、それなりの慰謝料 養育費 こちらが自立するまでの扶養的財産分与を受けたいと思っています。 |
回答 |
養育費は、双方の税込み年収、お子さんの人数、年齢により計算されます。
年収がわからないので、金額は答えられません。
慰謝料は、600〜1000万円程度でしょうか。扶養的財産分与は、慰謝料、財産分与ともにない場合に認められることがあります。ご相談の事例では、慰謝料がありそうなので、扶養的財産分与は難しいでしょう。
養育費よりも、婚姻費用のほうが金額が高いので、今後の生活に不安があるのなら、別居して婚姻費用を請求した方が経済的には有利だと思います。
相手の有責性の証拠を確保しておいて下さい。有責配偶者からの離婚請求は、長期間の別居の後でないと認められないので、しばらくの間、婚姻費用を払ってもらうのがよいと思います。
婚姻費用や慰謝料等の支払を確実にするためには、可能であれば、別居契約を締結したいところです。弁護士の助力が必要で、お心当たりがなければ、私の事務所にご連絡下さい。
アドレスは、
satsukih@xd5.so-net.ne.jp
です。 |