無料法律相談回答ページ

弁護士法律相談 No 0154
相談者の情報
女性 33歳 専業主婦 日本
配偶者の情報
結婚  9年 37歳 正社員 日本
現在の悩み、状況について
結婚後すぐにセックスレスになり、その後何回か話し合いをしましたが解決にはいたらず現在に至ります。途中夫の浮気疑惑(夫は否定しましたが、二人きりで出かけている証拠の写真やメールを持っています)もあり、女性として求められていないこともあり悩んできました。アメリカ赴任の際も話し合いましたが、夫には人生において必ずしも必要ではないといわれました。
意地でアメリカについてきて、家事一切や英語が不得手な彼の為に、各種手続きをしていますが、自分が家政婦のように思えてなりません。
理想的な状態
協議離婚し、結婚生活の殆どを家政婦のように扱われてきた事について慰謝料を請求したい
回答
協議離婚は、日本の書式を使用して、在外領事ないし本籍地の役場に届け出れば 成立します。それに先立ち、経済的諸条件を話合い、離婚給付契約を作成することをお勧めします。 裁判の場合、アメリカで離婚訴訟をするか、日本で離婚訴訟をするかの選択になります。日本で離婚訴訟をする場合、日本に帰国する必要があるほか、国際的裁判管轄が問題となります。相談者の事例の場合、相手方も帰国しなければ、日本に管轄の認められない可能性が高いと思います。
相手方が外国に住んでいても、日本で離婚訴訟が認められる例外もありますが、相談の事例が例外にあたるかどうかは、相談メールからは不明です。 アメリカで離婚訴訟をする場合、アメリカの弁護士に相談するのがよいと思います。