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弁護士法律相談 No 0144
相談者の情報
男性 48歳 正社員 日本
配偶者の情報
結婚  24年 46歳 働いていない 日本
現在の悩み、状況について
1年半の関係があった私の女性関係が昨年12月に発覚。
既に手を切り謝罪しているが受け入れられず。以来、妻から6か月以上暴力をふるわれている。
カッターナイフで斬りつけられたり、首を絞められたりしたほか、殴る、蹴るは常時。
右耳は打撲によって内出血して耳鼻科で血を抜いてもらった。腰を蹴られて歩けなくなり、仕事を2日欠勤したことも。過去の打撲、怪我の状況は写真で記録済。暴力被害のあった日時は記録済。
また、暴力的言動も記憶にある範囲で記録している。
妻の要求は、慰謝料4000万円と不動産(自宅・土地)すべて、給料・退職金全額。この条件なら離婚してやるとのこと。
現実に無理なので暴力を受け入れている状況。
当方にも責任はあるのでDVで訴えたくはない。妻はかなり執念深く、自分が裏切られたことは絶対に許せない性格。
妻は私の両親との折り合いが悪く、過去、両親からいじめられた際、私が助けなかったことを深く恨んでおり、今回の件とあわせて私を責めている
理想的な状態
二度と浮気しないことを条件に継続して婚姻を続けたい。
ただし私の不貞行為については二度と攻めないことが条件。でもこの条件は妻の性格から不可能と思われる。(殺してやるとまで言われているので)現実的には離婚を望む。(自宅・土地はいずれ子供に残すのでそのまま妻と子供が居住しても可。
ローンも当方で支払う)。
ただ暴力行為を勘案し慰謝料は相殺に。一定の生活費・養育費は支払う。税込み年収は、950万円。
回答
暴力がひどいようなので、離婚が認められると思います。
また、慰謝料の相殺も、ご相談者のお考えで正しいと思います。修復の可能性もお考えになっているなら、一度、別居してお互いに冷静になる機会をもったらどうでしょうか。関係を見つめ直して、お互いを夫婦として必要としているのなら、ある程度の期間の後、再度話し合って、どのような夫婦関係を再構築するのかお考えになるのがよろしいかと思います。
これは、私の想像ですが、別居すると言うと、新たな不倫を疑われるかもしれませんね。それを防ぐためにも、別居契約は、家庭裁判所の調停によるのがいいと思います。その契約条項に、再度の同居の条件やその際の話合いの方法なども決めておけばよいのではないでしょうか。