無料法律相談回答ページ

弁護士法律相談 No 0102
相談者の情報
女性 33歳 専業主婦 日本
配偶者の情報
結婚  9年 42歳 自営業 日本
現在の悩み、状況について
夫婦の信頼関係が崩れています。主に私自身が主人に対して信頼出来なくなってきています。次次に明らかになる消費者金融の借金。支払いが遅れて家に催促の電話などがあり私に発覚すると逆ギレで家に帰らなくなりあげのはてに2年前、無免許で車を運転しスピード違反でオービスに写され家に私宛に違反通告が送られて発覚し本人は知らぬ顔です。後に自ら出頭して裁判になり私と子供を証言台に立たせ裁判中に新たな事実が発覚しました。担当の弁護士からは私に話しておくようにとの事なのに話さずにオービスには女性が同乗していた写真が撮られていました。裁判後、謝罪したものの今現在何も変わりません。
理想的な状態
子供の親権と自動車学校の代金も裁判費用の半分も私の独身時代の貯金から出ているのでその料金の返却とローンの名義にさせられているので毎月のローン返済の義務と慰謝料と毎月の養育費がもらえるのならすぐにでも離婚したいです。
回答
1 親権について
親権は、女性が有利、実際に養育を担当している側が有利です。相談者が養育を担当しているのでしょうから、親権については心配いりません。ただし、連れ去られると情勢が逆転する可能性があるので、気をつけて下さい。

2 慰謝料と養育費について
相手方は慰謝料と養育費を支払う義務がありますが、実際に支払うか疑問がありますね。消費者金融で借金をするような状態であれば、支払能力も意思もない可能性が大きいと思います。 約束に違反した場合に直ちに強制執行するために、家庭裁判所で離婚調停を行うのがよいと思います。 ただし、支払能力のない場合は、執行しても回収できない可能性があります。相談者ご自身が経済的に 自立するのが一番です。

3 相談者名義のローンについて
法律上は、相手方に、相談者名義のローンの支払いを要求できるない可能性が高いと思います。離婚調停で認めさせるのが一番だと思いますが、ローンの名義自体は変えられないので、実効性には疑問があります。 なお、消費者金融での借金をする方の中には、借金をやめられない人が結構たくさんいます。いわば病気のようなもので、夫婦生活を続けると、今後、一生、借金問題に悩まされる可能性があります。年齢が若ければ若いほど、経済的自立も容易なので、早いうちに決断したほうがよいと思います。