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弁護士法律相談 No 0049
相談者の情報
女性 46歳 自営業 日本
配偶者の情報
結婚 13 年 42歳 正社員 日本
現在の悩み、状況について
パチンコ狂いで、遂に250万のサラ金の借金が発覚しました。実姉が肩代わりするそうですが人格にも問題があり、離婚を決意しました。 夫の年収は税込み600万程ですが、一括請求での妥当な養育費はどのくらいで しょうか。 調停を申し立てるつもりですが、弁護士さんを依頼した方が確実でしょうか。 私に重大な過失はありません。 
理想的な状態
養育費の分割払いは当てにならないので一括で受け取りたい。 現在の自宅に義務教育が終わるまでの、あと5年は居住したい。 2007年4月以降に離婚手続きをとりたい。
回答
1 養育費の一括受取 養育費は、月々支払うものであって、一括して支払うものではありません。 したがって、養育費の一括払いは、行わないのが通常です。 財産分与または慰謝料は、一括支払いが通常ですが、相手の資力によっては、分割払いとなることもあります。
2 年金の分割 来年4月以降に成立する離婚であれば、ご指摘のとおりに年金分割ができます。 任意合意の場合も公正証書等が必要になりそうので、家庭裁判所の調停で離婚することをお勧めします。
3 自宅への居住について 今の自宅にあと5年とありますが、ご自宅は、夫名義でしょうか。そうであるとしたら、 財産分与でご自宅を貰えないのでしょうか。
4 調停について弁護士への依頼の要否 調停は、調停員の当たり外れに大きく左右されます。残念ながら、調停委員には、権威主義的で問題解決に向いていない人も少なくありません。 調停委員が親身な方であれば、弁護士を依頼する必要はないと思います。 そこで、調停を申し立てるとともに、弁護士会等の相談を利用することをお勧めします。 まず、調停前に相談に行って、解決の相場をお聞きになるとよいと思います。その後、調停委員の言動が相場を外れていたり、不当であれば、また、相談に行って、弁護士の依頼の要否をお聞きになるとよいと思います。