弁護士法律相談 No 0030
相談者の情報 |
女性 |
38歳 |
働いていない |
日本 |
配偶者の情報 |
結婚 1 年 |
44歳 |
正社員 |
日本 |
現在の悩み、状況について |
離婚は避けたいのですが、お互いの考え方の違いで歩み寄れないのが現実。暴
力的な喧嘩が耐えない。
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理想的な状態 |
離婚であれば、子供を引き取りたい。
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回答 |
1 離婚を避けたいのであれば、夫婦関係を修復する必要があります。
一般的に、別居が長期化すればするほど、修復は難しくなると思います。彼のご親族等に仲介してもらうのもよいかもしれません。
ご相談者の事例に当てはまるかどうかは分かりませんが、私の弁護士としての経験上、妊娠〜乳飲み子の時期に、夫婦の危機が訪れるカップルが少なくありません。
男性は、パートナーの関心が子どもに向いてしまい、疎外感をもつようです。
女性は、パートナーを構っていられなくなる上、育児をひとりで背負い、閉塞感をもつ方もいるようです。
このような時期に危機となる場合、夫が未成熟であることが考えられます。殊に、妻に対し暴力に訴える夫は、精神的に未成熟なことが多いと思います。妊娠〜出産〜育児を夫婦で協力して乗り越えられないカップルの場合、冷たいようですが、婚姻関係を継続しても、お互いに幸せになれる可能性は高くないと思います。
2 親権は、お子さんの養育に実際担当している側に与えられるのが通常です。
また、子どもが幼少であれば、母が絶対的に有利です。相談者が、ご自分で養育にあたっているのであれば、原則として、親権を得ることになります。 |