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離婚相談のリコナビ編集部によるブログ::12月18日 朝日新聞「声」から
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12月18日 朝日新聞「声」から

12月18日、朝日新聞「声」、読者からの投稿です。
45歳の主婦からのものです。



 男性が、同居している女性の子どもを虐待する事件が多発している。
     -略-
 ただ、疑問に感じてならないのは、虐待された子どもの母親のことだ。彼女たちはなぜ、我が子に暴力をふるう男を止めもせず、揚げ句、自らも虐待に加担してしまうのだろう。
 あまり母性が豊とは思えない私でも、何よりも子どもが可愛い。自分のすべてを犠牲にしても、とにかく守りたい。
 こう言ってはなんだが、夫と子どもをてんびんにかけたら、子どもの方に大きく傾くに決まっている。
 我が子の命以上の一体何を、相手の男たちに求めたのだろうか。そんな卑劣な男たちから本当の愛情や安らぎを与えられるはずがないことに、なぜ気付かなかったのだろうか。
 「女の弱さ」などという言葉を言い訳にするのは許されない。それは弱さではなく、愚かさと身勝手さに他ならないからだ。



と、いうものでした。

同居している女性の子どもに対する男性の虐待の事件の報道は、最近本当によく目につきます。

抵抗する術も、他に頼る知恵も、逃げだす方法も知らない弱い子どもたちに対して虐待(暴力)を行なう男性たちに、強い憤りをもつとともに、時には小さな命すら失われる事態に「何のために産まれてきたのだろう」と、とても哀しみを感じています。

それは、この投稿者の女性となんら変わるものではないと思っています。
ただ私は、子どもを守ることのできなかった母親を、ともに虐待をした母親を一概に責めることはできないと感じているし、それを「女の弱さ」とは感じてはいません。暴力は、女性を、母親をそのような状態にしてしまうほどのものだと、そのことに確信をもっています。子どもを虐待している場合、多くはその母親にも暴力は行なわれています。虐待(暴力)のその恐怖から身動きのとれない状態はつくられていきます。尋常では考えられない行動が起こります。暴力を受ける、虐待をする、それは、ときに自分を子どもを守るためのひとつの術でもあるかもしれません。先日の「ワーキング プアⅡ」のシングルマザーのように、真夜中子どもを部屋に残し、仕事を掛け持ちしてなんとか生活している、といったように、女性がひとりで子どもを育てていくというのは、今のこの社会の中で、並大抵のことではありません。シングルでも、未婚でも、非婚でも、事実婚でも、法律婚でも・・・安心をして、子どもを育てられない、それは、ある意味、社会からの虐待(暴力)です。誰かに、何かに頼りたくなるのも、すがりたくなるのも、決してその女性が弱いわけではありません。「どうして守らなかった」「どうして逃げなかった」。そう問われても・・・。暴力はそういうものだと思います。虐待やDVの報道を見聞きするたび、「常識では」、「普通は」といった価値観で、その中で生き伸びてきた女性を見ないようにしよう、そう考えています。 

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